明日ちゃんのセーラー服第11話「同じ時間…みんなと…」感想
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第11話感想
明日ちゃんの周りは脱ぎ魔だらけ。
というよりも身長170cm超設定の鷲尾さんの肩に笑顔で乗ってる花緒は中国雑技団に出られるのでは。
体育祭に向けたバレー練習は今回は副題で、主題は明日ちゃんのクラスメイトがほぼ全員小学校に大集結するって方かな。
小学校の時はクラスメイトがほかにいなく入学から卒業までずーーっと一人だった明日ちゃんがいまこうして、自分とゆかりの深い場所にクラスメイトを集めて体育祭で優勝してやる!っちゅうおなじ目標に向かって特訓に励む光景が実に見事に描かれていたよね。
途中なんてアタックNo.1みたいになっていたもの、静止画だったけどさ。
まああそこまで劇画タッチじゃないし雰囲気もスポ根ではなかったけどさ。
そう、クラスメイトと体育祭の優勝に向けてバレーの練習に励む様をかつての恩師に見せることで明日ちゃんは中学では友達作りに苦慮せずクラスをまとめる側に立っていてもう私は一人ではないよ、小学校の時に抱いていた夢や憧れは早々と現実のものになっているよってことを表現しているわけよ。
恩師が電話の向こうで涙しているシーンではこちらも涙出てきたよね。
しかも花緒が卒業したら廃校なんて話も出てきてた、某作品の廃校の話とはちがい、本人はすでに卒業後で花緒も卒業するのはあと5年くらいあとのことになるんだろうけれど、それでも廃校することはすでに決まっているなかで全員集めてみせたことは十分すぎる思い出になるだろう。
(そのかわり、花緒にとっては自分の卒業と同時に小学校がなくなってしまうつらさを感じさせることにはなってしまうけどね)
練習開始直後はレシーブのときに透子と野球の交錯みたいなことになっていた明日ちゃんがわずか数日でアタックまでできるようになってるんだから本当に彼女たちの上達は早かった、むしろバレー部勢の教え方がいいってのもあるのではなかろうか。
いやー、バレーは屋内競技とはいえ体育館からは少女たちの熱気がムンムンと伝わってきたよね。
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