世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する第1話「信用の報酬」感想
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第1話感想
主人公の異世界転生シーンが粗雑すぎる低予算なのがミエミエな作品も多いなかで1話まるまる転生までの導入部分に費やすという豪華構成。
あのお姿ならばルパン三世(今期放映されるね)の敵として出てきてもおかしくないからな。
次元大介を遥かに超えるスナイパーとして暗躍するイケおじの暗殺者としての活躍ぶりだけでも1クール見てみたいと思ってしまった。
あのイケおじがAパート冒頭で暗殺者として暗躍する若い男になるのである。
でもパスポートの偽名が「アラン・スミス」ってもっと考えなさいよ、近い名前に「アラン・スミシー」ってのがあるんだけど、それはアメリカにおいてかつて映画監督が自分の名を伏せたいときに偽名として使っていた名義、あと「ジョン・スミス」ってのもありふれた名前として偽名に使われることも多い、それらを連想させてどうすんのよってのはある。
そんな「世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する」の原作者だれなんだろう、と調べてみる・・・
月夜涙
お前かよ!ってなってしまった。
なぜなら、この原作者、今年冬アニメで放映され、複数のアニメレビュー系Youtuberからも私からも酷評だった「○復術士のやり直し」の原作者だから。
確かに「回○術士のやり直し」は全話見たけどさあ、何だよ主人公の名前、某国民的RPGからそのまんま持ってきやがってよお、アニメでは一文字だけ名前を変えていたけれど元ネタ丸わかりだしな。
そんでもってあの作品は導入部分も粗雑だったし、何この落差、ってなっている。
導入部分は暗殺者としての自分の役割を新人の女に説明するシーンや自分が口封じのために組織により殺害される、その思惑を死に際になってようやく悟る結末も見事だった。
だが異世界に転生するシーンは神様があらわれて「勇者を暗殺せよ」って指令が伝えられるほかの異世界転生ものでもよく見かけるおなじみのシーンだったうえ、Aパート冒頭、闇オークション会場で描かれた転生後と思しき姿もいつものテンプレだった時点でわりとお察し案件になりそうだけどね。
むしろ勇者を暗殺するくらいならそれこそ転生する必要なくね?ってなってしまうのは私だけだろうか。
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