BIRDIE WING-Golf Girls’ Story-第11話「雑草がどんなに伸びても太陽には届かない」感想
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第11話感想
ガンプラだけやたらリアルだったのもあるし、亜室を前にシャアってセリフ言わせたいだけやろ!
冒頭の天鷲葵の祖父の家の応接間に飾られてる額縁入った写真、天鷲葵が写ってる隣にこれ見よがしに金髪の女の子が写ってる写真があったんだが!?
あのパッキンの女の子誰や!?
まさかあの写真に写っている少女があの人で、あの人とあの人は実は幼馴染の関係だったと言わないだろうね?
さて、今回はゴルフ部に入部したイヴのスパルタ特訓回なわけだけど、イヴに日本のゴルフの雰囲気というかなんていうか、そういったものに従わせるのかと思えばそうではなく、逆に賭けゴルフ由来の自分の覚悟というか信念というか流儀というか、つまりはそれを初志貫徹させるための特訓だった。
だがイヴにいまさら日本のゴルフとはこういうもんだってあることを仮に教えたところであの人はとことん我が強いからそんなものいらないといって教わることを拒否するだけになるってのは火を見るより明らか。
つまりはイヴはこれまでどおりに自分のやりたいようにゴルフせえってのを改めて教える特訓だったってことになるんだろうが、そうなると逆にそれ特訓いらなくね?ってなるんだよな。
なぜなら賭けゴルフを通して自分のゴルフのプレイスタイルがすでに完成してるから。
そんななか絹代がなぜに教官役になることを申し出たのかも描かれたわけだけど、雑草ってお前のことだったのか絹代。
そういえば裏社会において左肘壊したら壊したで義手に付け替えてまでゴルフを続けただけでなくその義手すらも壊す女がいたのを思い出した。
さすがにそんなゴルファーは裏社会にしかいないんだろうけれども、こちらはそのゴルファーの存在を先に見てきてるからゴルフをあきらめて自分の願いをイヴに託す、そのためにスパルタ教育を施す立場を亜室に志願するっちゅう展開はどうーもピンとこないんだよな。
ちなみに、肘を壊すのは安定しないフォームでムリに腕だけで打っていて肩でスイングしていないからである。
この平凡な人間が無理してゴルフ肘になってしまうところまで含めて自分は所詮はフェアウェイに乗れずに伸ばされたラフ、雑草でありイヴはすでに自分の信念が確立していて自分をやすやすと踏み潰していく名ゴルファーになるべき存在であるって言いたいんだろうけれども。
来週でついに終わりだけれどもワンホールマッチやってわたしたちのゴルフはこれからよ!なんて不完全燃焼すぎる終わり方したら監督の胸ぐらつかんでこの作品をけちょんけちょんにけなすぞ。
いや、わたしたちが見たいのは部活のゴルフコースで再戦するのではなく、大きな大会でライバルをぶっ潰してふたりが仲むつまじく再戦してる光景なんだよ!
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