その着せ替え人形は恋をする第2話「さっそく、しよっか?」感想
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第2話感想
他の作品であれば一瞬で終わらせるような衣装採寸のシーンをまるまる1話をかけてじっくりと描いていたんだけど…五条たじろぎすぎ!
まあ幼少期に仲良かった子から絶縁されて以来、女性とは離れていたしあとは職人カタギの世界にどっぷりと入り込み雛人形の頭にずっと恋をしてきていたから生身の女性には免疫全然ないし、そこにいきなり部屋に押しかけてきたギャルのクラスメイトがいて、服を着てるどころか脱いでるんだもの、そりゃタジタジだわな。
いまだに時おり海夢の機嫌を損ねる言動をしたのではないかと戒めるシーンがあるあたり、ギャルのことはキツそうな性格をしていそうと相当苦手意識を持っているんだろうね五条は、いまでも。
まさに隠キャ特有の考えだった。
海夢の大事なところに触れたことを五条自身は全く気づいていないってところにもまた彼らしさが出てたね、つまりは「知らない」ってやつ。
なるほど、五条は足を露出した私服や制服、水着姿よりも服を上だけ着ている方がお好き…と。
なかなか見かけによらずフェチなご趣味をお持ちのようで、あれかな、これから目の前にいる彼女が自分で汚されることを想像しちゃったんだろうか、実際は服を着ている途中なんだけどさ。
とはいえ、目の前にいる人物が美少女で背もそれなりに高くて脚も細く長くて胸も大きいしことあるごとにゴムまりみたいに揺れてる、多分いい匂いもしてる、さっきまで水着姿になっていた、それだけで興奮して前かがみになっちゃうよね、気持ちはわかる。
海夢の胸なんてこれでもかってくらい揺れてたからね、そういうアニメではないのにそういうアニメよりもそういう描写に力が入っていたもんだから男の欲望が出まくってたね。
でも足こぎ自転車みたいな格好になったときに五条が前屈みにならない不思議、おそらく採寸することに意識を全集中させていたから余計なことを考える余地はなかったんだろう、それが採寸が終わったときにふと見ると目の前に上半身だけ服を着たクラスメイトがいる、彼女の服の下のサイズは自分しか知らない、それがあってついつい興奮しちゃったんだろうな。
陰キャだからこそクラスメイトのふとした姿にあられもない想像をしてしまう男子高校生の青春が見られたね。
海夢も採寸中はずっと雫たんになれることしか考えてなかったんだろうね、ほぼ終わりかけになって大事なところを触れられてしまったときに、一瞬冷静になってあたりを見渡して自分の部屋ではなく男性の部屋にいるっちゅう状況を理解して恥じらいを感じてしまうっていうんだから。
待ちきれないからと家の場所調べて押しかけちゃう海夢、ギャルでありオタクなもんだから、そのどちらにも存在している行動力をいかんなく発揮していたよね。
それにしても時代は変わったもんだよね、ギャルでオタクといえば俺妹の桐乃が連想されるんだけど、彼女は友達にはその手のゲームをやっていることを絶対に知られたくないとひたすらに隠していたのに、海夢は興奮してゲームの魅力をなんも知らない一人の少年にずっと一人語りしてるっていうんだから。
10年一昔とはよく言ったもので、本当に10年前とはオタク趣味についての考え方が根本的なところから変わってきてるわけで。
薄着のヒロイン役の子が低い姿勢になってお尻突き出してる描写は桐乃にも見られたね、服を着たままのあのポーズは制作スタジオは違えどスタッフのお気に入りなんだろうな。
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