その着せ替え人形は恋をする第3話「じゃ、付き合っちゃう?」感想
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第3話感想
新菜、こいつ夢の中に出てきた雫たんコスしてる海夢で身体のごく一部がひどく膨張しただけでなく、それをネタに致したな…
しかも新菜はダボダボの寝巻きでもわかるくらいごく一部が膨らんでいたので見かけによらずご立派なものをお持ちっぽいようで。
まあ高校生だし、自分の部屋に女の子が来てしかもスタイルがめちゃくちゃ良くて水着になってあられもないポーズをとられりゃそりゃ考えるだけで悶々とするわな。
いいよな、あなたがなんぼ陰キャを極めて自己評価が低くても容姿がしきい値を下回らないまともなレベルならギャルたちから声かけてもらえるんだからさ新菜くん!
オタクとチャキチャキ系のギャルがわりとつり合うのはチャキチャキ系ギャルにはもともとオタクに対する偏見がないからなのかもな。
海夢のギャル友も気さくに話しかけてきてくれるいい子たちだったよね、アメちゃんは大阪のおばちゃんでもJKでも全国共通だった。
だから俺たちはなんぼコスプレ衣装を作れたとしてもバッドスメルガイだし絵に描いたようなチー牛フェイスだからクラスのギャルからは動く粗大ゴミを見るような目で睨まれる、あるいは「どけよ」「じゃま」「キモっ」って言われるだけなのが辛くて辛くて。
俺もクラスのギャルとブクロのユザワヤとスワローテイル行きたかったよ!!男子校だったけどさ!!
自分とは釣り合わないとずっと海夢から逃げて日陰でうずくまっていた新菜が彼女自身に迫られて手を引かれて明るい世界であるところの日なたへと強引に飛び出させていく演出は新菜の新しい日々への旅立ちを表現していてグッときたとともに自分たちでは絶対にこんなイベントは起こり得ないと思ってしまった次第。
いい匂いしてそうなクラスで一番の美人から声をかけてくれて手を引っ張ってくれるなんてうらやましいぞ新菜!
さて、今回はイベントを2週間後に控えていたそんな海夢と新菜のコスプレ衣装選び回、ガーターを買うために立ち寄った女性ものの下着屋さんで完全にあたふたしてる新菜のウブさが存分に出てたね。
そう、新菜は自分が興味のあることを話すと女子に泣かれて絶縁されてしまうなる経験が強いトラウマなので、まさか女子の方からグイグイ来られる経験ができるとは夢にも思わなかったのである。
海夢が新菜にガーターを見せるシーンなんて大人のからかい上手の海夢さんになってたしな。
飲食店を前にゲームの話になってあきらかに現実ではありえないような乗っぴきならないシチュエーションが会話に出てきたもんだから周囲の人たちが一斉に振り向いてくるのは笑ってしまった。
しかもその会話をしてる二人のうち一人が女だからなおのことおもしろいんだよね。
でもそんな新菜がなぜここまで海夢からよくされるのかっていったら、新菜自身、祖父の作る雛人形のお雛様っちゅうめちゃくちゃこだわっている好きなものがあるからこそ他人の「好き」に共感できて自分ごとのように徹底的に細かいところまで落とし込んで調べ上げてきたり、一緒に悩んだりができるからなんだろうね。
しかも新菜の場合、雫たんのコスを作るにあたり資料集めるかのごとく事務的にゲームをやり込むのではなく、雫たん自身のことを深く内面から徹底的に知り衣装の設計図に落とし込んでいくって感じで、雫たんをただのゲームキャラではなく一人の人間であるかのように見ているってのがまた好感持てるんだよね。
その成果が朝思わず見てしまった海夢のあられもないシチュエーションであると考えると…本当にヒロインなのは意外と大食だった海夢よりも新菜ではないかと思わずにはいられないな。
新菜いきなり衣装作りは2週間でやれっちゅう締切が設けられちゃった、しかも初の衣装作りであり、自分の衣装ではなく絶対にコスプレイベントに参加するつもりでいる女子のためのものであるからその締切は絶対に延ばせないっちゅう制約までついている厳しいものだし失敗もできないっちゅうハードルの高いものになっている。
果たしてプレッシャーもかかるなかうまく衣装は作れるのだろうか!?
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