ブルーピリオド2話感想:八虎の母親説得回

2021年秋アニメ



ブルーピリオド第2話「全然焼けてねえ」感想


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第2話感想

2話であっという間に1年が経過していたらしい。

1年も経過すればそりゃそれなりに美術スキルも上がってくるよな。

そして美大を志望する人間のための予備校については「イエスタデイをうたって」でもわりと具体的に描かれていたっけね。

みんな通うもんだから現役浪人含め美大藝大に進む人間にとってはもはや通うことが入学するための当たり前の条件になっている予備校ね。

むしろ予備校に通わない限り美術スキルの底上げができないとまで言われているほど。

そうか、八虎は本気で画の道を極めたいと思っているけれど、母親からずっと美術については画の技術を手に入れたところで、それは下手の横好きが夏休みを使ってどこで興味を持ったのか新しい趣味を見つけたくらいにしか思われていなかったのか。

まあいきなり何の突拍子もなしに息子が画を描き始めるようになったならそれはどういうことだってまず疑問から入るわな。

でも家にチェロかな、ヴィオラかな、割と大きめな立て掛けの弦楽器あったじゃない。

コントラバスではないのは確か、あれはもっと大きい。

でもあの大きさは顎で挟めないだろうからやはりチェロかな。

毎日親として息子のことを見ているから、それまで画についてまったく興味が向いてなかったことを顧問よりも一番良く知ってるわけだからね。

だからそもそも親子の美術への向き合い方はそこから齟齬が発生していたってこと。

なので母親はカルチャースクールのパンフを渡し、親として行ってほしい進路を提示したのよね。

ってことは八虎は言葉だけではダメで、自分の進路が本気であることを伝えようとするなら画を使って母親を説得しないといけないって判断は当たってるってこと。

その判断に行き着くためのヒントが森先輩の多摩美の推薦入試になるわけだ。

多摩美の推薦入試を調べたところ出願時にポートフォリオなど作品を同時に提出する必要があった、それは作品に自信を持っている人間が大学側に対して成果物を用いて自分は貴校に入学するにふさわしい人間であることを言葉に変わり(当然入試の際に面接をするけれども)特化して事前に説得するためであり、そのかわり学科試験は必要ない。

そのシステムを藝大に進みたい息子が親に説得する描写へと発展させたわけだ。

母親の後ろ姿の画1枚で納得してくれたのは、八虎はそのとき眠りこけていて知らないだけで事前に母親がいくつもの成果物を目にしているから。

なので、八虎にとって足りなかったのはどれくらい美術に対する情熱が本気かってことくらい。

実は八虎にとって、藝大に進むことへの母親への説得は知らない間に8割方終わっていたのである。

そうなんだよな、美術の道なんて大学に通いまっとうな企業に就職することを良しとする従前からの価値観からはかなり外れたところにあるから、小学校や幼稚園のときから画を描いているわけでなく高校で美術の楽しさを知った人間にとっては両親に説得するのも困難なことなんだよなこれな・・・ってのをまざまざと実感させられてしまった。

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