ブルーピリオド11話感想:体調不良のなか二次試験開始、気になる試験内容は

2021年秋アニメ



ブルーピリオド第11話「二次試験開始」感想


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第11話感想

今回八虎が二次試験で提示した「ヌード=ありのまま」はたしかに一見すると平凡なテーマに思えるが蓋を開けるとものすごーくひろい世界が広まっているわけなんだけど、現状の自分のおバカな知能では考えがまとまらないのでここでは作品の感想だけにとどめておくことにする。

倍率狭き門であるところの藝大受験にのしかかるストレスやプレッシャーとの戦いで体調を悪くしながらもどうにか試験会場に到着した八虎にとって二次試験におけるヌードモデルとアトリエの風景を自由にデッサンせよってな課題はまさにチャンス問題。

なにせ、つい数日前に小田原の安宿でユカちゃんと文字通り裸になって語り合ってきたばかりだからな。

そこでの裸になるとは文字通り着飾っているものを全て脱ぎ捨てる行為だ。

着飾っていたことでうまく隠していた自分の欠点を自らあらわにする、人によっては非常に勇気が必要になる行為。

もう8割9割くらいの人間にとって欠点を見せることは恥であるという考えが固着してるか。

なぜなら欠点をあらわにすること=集団から孤立する恥ずべき行為っていう概念がすっかり定着してしまっているから。

これは学校生活もそうだし、LINEやTwitter、かつてのMixiあたりのコミュニケーションツールもそうさせているんだろうな。

これらツールにより友人と24時間つながれるようになった一方で周りから無視される人間を山ほど見てきてる以上、自分も無視されるのではないかと失敗することを極端に恐れるようになる人間が続出。

だが人間、まわりから信頼され愛されるようになるためにはいいところだけではなく欠点も含めなきもかも見せる必要があるわけなんだけどどういうわけか最近では他人の前で欠点を見せられなくなってきている人間が増えてきてしまっているわけで。

あなたがたは自分らしく生きることを渇望してるのに集団から孤立することを恐れるって何バカなことを言ってるのって思えてならないんだよな。

×ロナ終息後もマスクを外さないと言ってる人間の多くは「マスクの下の顔面が残念であることが周りにバラされたくないから」ってもはや感染症とは全く関係ないアホくさい理由で乾いた笑いが出てしまったよ。

でも実はこれは×ロナ流行前からすでに伊達マスクって言葉で定着してるんだよな。

自分らしく生きたい人間が顔面の下半分を隠してどないすんねんって話。

こんな人が自分らしく生きられないのは親のせいだ、いわゆる親ガチャなんて言ってるんだからな。

人生の成功者はみな周りから愛されてはいるけれど生き方としては孤立してるし、成功の裏には無数の努力と失敗を重ねてきているわけだからね。

なーにがオタクになるのに過去の人気アニメ作品だけを早回しで見るだよ、早回しだと登場人物の心情や今このタイミングでこのキャラがこの台詞を発した理由や演出意図も全く読み取れないし、それじゃただのアニメ作品を知っている物知りになるだけじゃないかよ。か

(この部分に関しては私も十分読み取れているとは言い難いが)

話がだいぶそれてしまったが、じゃあその「ヌード=ありのまま」って具体的にいうとなあにって話になっていくわけで、その答えをこれから高校を卒業する成人にもなっていない人生経験のない18歳19歳の青少年に求めさせるのはいささか酷な気もするが、美術に出会う前までは付き合いでしかタバコを吸えなかった、ワルになりきれなかった中途半端な少年が時間の制約もあるなかでよくここまで自分なりの結論を出せたよなって思えるよ。

ヌードモデルを描いた部分はキャンバスの地を見せる一方でその周りの光景がどのように見えているのか、ヌードモデルのことや自分のことばかりに集中してしまい周りを全く見ていなかったことに気づくなんて昨日頭痛で倒れていた人物とは思えないほどの余裕が出てきてるじゃない。

時間のない中で表現したいことをアピールするために引き算で考える、その引き算の思考ってこれはまさに写真の構図にも言えることだからな、写真わからない人はとかくなんでもかんでも構図に入れがちなんだけどそうなると主題がなんなのか分からなくなる、そこで引き算をして入れるべきところだけを入れていく。

弱いテーマの掘り下げもつい昨日の森先輩と世田介の見間違えから発展させ裸とは情けなくて隠したいもの、実際に自分は服で裸を隠すことで自分の軸のなさをマスクしてきたって筋書きを完成させていくその掘り下げ方や情けなさを作品に表現しようとしていくところに八虎らしさが出ていたよ。

やっぱり素顔見られるのは欠点を見られることになるから怖いって思ってる人に言いたいのは、こういう欠点は自ら出していかないと人生前を向けないものなんだってことだよ。

八虎が美術に人生を見出しこないだ小田原でユカちゃんといたときに見つけたのはそういうことなんだよ。

優等生でもないしバカでもない、どっちつかずの生き方しかできなかったことに気がつくことな。

やはりこういう万人にとって統一された答えの存在しない創作の試験に結論を見出すことに楽しさを感じられる人間が藝大というか美術芸術…写真演劇芸能の世界に向いてるんだろう。

スケッチブックにテレビン油を差すあまりにも破天荒で度肝抜かれることを八虎がしたけれどこれはどういうことだ、美術に疎い自分はさっぱり分からないが、やはり限られた時間っちゅう制約をいかにうまく最大限使うかを考えてはいるんだろう。

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