ブルーピリオド12話感想:藝大の二次試験終了!八虎はどんな作品に仕上げたのか?

2021年秋アニメ



ブルーピリオド第12話「色づき始めた自分」感想


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第12話感想

ここでアニメはひとまずの終わりか。

八虎の父親地味に初登場で初セリフだった?八虎が美術に目覚めて美術予備校からの大学に行くって進路を決めたことを告白したときも母親はいたけれど父親はいなかったよね。

結局桑名さんは予備校におけるジンクスがくつがえることなく藝大に不合格、一方で八虎は全く合格をする自信がなかったが倍率55倍の難関を突破して現役合格する快挙と言っていいのかなあ、橋田はすでに多摩美への合格が決まっていて、世田介の「自分は受かると思っていた」と豪語する現役合格はこれはこれで作者により八虎の良きライバルで理解者ポジとしてメタ的にも予定されていたものか。

八虎は合格して桑名さんは不合格っていうが桑名さんはどんな作品に仕上げていたんだろうな、作品がわからんからなんとも言えん。

だが言えそうなこととしては大学側の出題意図としては制作者の自由な発想や18年プラスアルファっちゅう短いながらも人生経験で生まれたその人の思考を見たいはずだから、今年の二次試験の場合はやはり八虎のようにパッと美術やりたい!芸術の素晴らしさを自分で解き明かしていきたい!みたいな好奇心のかたまりみたいな人物が意外と柔軟にものごとを考えられるから有利で、家族が藝大出身、あるいは在学中のサラブレッド一家の末妹の方が思考に縛りが生じてしまい、不利になってしまうってことになるのかな。

つまりは家族のことしか見れてないから、自分がどんな考えを持っていて作品に込めたのかが説得力不足になってしまったってことね。

世田介の作品は画面隅でチラッと見えるか見えないかくらいだったけれど、やはり彼の場合は周りから天才と呼ばれることが当たり前になってしまった人物が表には出さない本音みたいなものを明暗どちらも描くことを作品意図に込めたんだろうと考えられる。

自分は受かると思っていたって豪語して実際に受かるのもそれはそれで彼が天才であることを証明するかたちだが、結果を見るまでのプレッシャーはとんでもないものがあるだろうな。

八虎でさえも合格者の持つ紙袋に胸が張り裂ける思いだったのに。

いや、世田介の場合は逆に何も心揺れ動かされないか、自分もあの紙袋と同じものを持つことはもはや前提として考えてるんだからな。

それにしても友達付き合いでしかタバコを吸わず徹夜もせず、いい大学に行けるように勉強せよと親の言うような人生を送ってきたことに空虚ささえも感じていた八虎が降って沸いたように自ら選んだ進路において学んだことを素直に受け取り最初の試験に見事に現役合格するなんてこれは快挙ではなかろうか。

予備校での習熟を通して自分の人生と向き合い自身の空虚さ、情けなさ、自信のなさをうまく作品に活かせたというんだからね。

興味を持ったことに対して学んだことを素直に受け取れるのは根がいい子だからだしな。

大学行って普通の会社に行く昭和の時代に良しとされてきた生き方をなぞったならなかなか自分の人生と向き合う機会なんてないぞ、あるとしたら会社の上司から肩を叩かれたときくらいか。

平成、令和と多種多様な生き方が提案されてきてもなお周りが良しと持て囃す生き方にすっかりとらわれてしまった結果、その生き方はすっかり古くなり若いときから新しい生き方に適合した人物ばかりが幸福な人生を送れるようになり、自分は世の中に文句を言うだけの時代に取り残されてしまったことを悔やむって意味でな。

八虎がこのあとの大学生活でどのように自分の美術に対してや人生観についての価値観が揺れ動かされていくのかは分からないが、きっとどれもプラスの方向に作用してくれるのは間違いないだろう。

しかしこれ30半ばの自分にはグッサグサ刺さってきたな、鉄道高校に通ったわりに卒業後は別な業界に就職したがすぐ辞めちゃったし、私が絵ではなくカメラに興味を持つようになったのは20代になってからだったが、高校生の時にカメラと出会ったらそのあとどのような人生を送ってきたのか、写真学科がある大学(藝大にも学科が存在する)や専門学校に奨学金で進学していたのか、それとも独学で学んだのか。当

時はデジタルではなくてフィルムの時代だったし、お金もないしで本当にカメラには全く興味がなかったからね。

※私の同級生にはプロカメラマンが何人かいるがやはり高校のときにはその手の道に進むと決めてたね

なんていうか、自分の人生についても久しぶりにいろいろと思わされる作品だったね。

そして自分の人生をなんぼかえりみたところで後悔先に立たずってのをまざまざと感じさせられたね。

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