BLUE REFLECTION RAY/澪第13話感想:ぬか床、子鹿ちゃん、ニーナちゃんコレクション

2021年夏アニメ



BLUE REFLECTION RAY/澪第13話「サム・ガールズ」感想


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第13話感想

教会での激闘が終わり、現状の説明がなされつつ少女たちの想いを奪って集めてコモンの扉のカギを無理矢理にでも開こうとしている紫乃や美弦たちの動きを阻止する陽桜莉と瑠夏たちが彼女たちの行方を探しまわるなかで新キャラの百合ップルと知り合い、行方不明になったはずの美弦がいままでとはちょっと違う姿で戦う、そんなシリアスな展開がメイン。

「お風呂でシンクロ(姉を助けたい思いが強い一方で休日は年相応の無邪気さを見せる陽桜莉)」「持ち運ばれる重いぬか床(百の存在の証明)」「生まれたての子鹿ちゃん(新キャラとのインパクトのある出会い)」「ニーナちゃんコレクション♡5(痛みの刺激がほしいけど声だけじゃ満足できないカラダになってしまった詩が欲求不満を満たすために強くなる)」と意味を含ませたトンチキなシーンがはさまれるのは当作品ならでは。

敵グループのなかでは詩が一番強い気がするんだよな、いまだに過去が掘り下げられないし、痛みが快感であるって想いが強固でなにやらポジションがランクアップされてきているし。

でもラスト、詩がフードをかぶった少女が誰なのかを即座に見破られなかったあたり、彼女のあの人に対する興味ってのは自分に痛みを与えてくれる存在にしか思ってなくて人となりにはまったく関心がないファッション的なもので、中学高校を卒業するととたんに友人と連絡を取らなくなる女子そのものなのかなって考えてしまったりする。

新キャラの2人、同じ曲をイヤホンを分けて聞くほどの百合ップルに見えてどう考えても両方とも幸福ではなくワケアリの表情をしてるんだよな、その片方は話を聞く限りでも親の虐待にあってトラウマで拒食症にでもなっているのだろうか、そのワケを互いに埋め合わせるために二人はカップルになってくっついて依存しあっているってことか。

一家離散したり死別したり単身引っ越してきたり母と決別したりで家に居場所がない(わけでもない子もいるけれど)から無理矢理にでも自立をせざるを得ず、自立するってことは依存先をなくすことではなく逆に増やすことでもあるから、誰か別な人に頼って(依存して)生き抜いている人物、当作品だとほとんどの人物がそういう設定持ちなんだけど今回登場した彼女たちもそういうタイプの人間だった。

で、彼女たちもリフレクターなんだけど黒い指輪をしていた、黒ってことは赤も青もその他の色の光もすべて吸収している色だから、少女たちの思いを守りたい青の陽桜莉たち、少女たちの思いを奪って管理したい赤の美弦たち、どちらの考えも一応は中立的に尊重をしているってことになるのかな。

で、両側の敵でもないし味方でもない、描かれていないだけで、赤組さんにもいろいろと情報を提供していたりしてね。

そして今回、なんと、山田仁菜が陽桜莉の味方をしただと!?

そうだ、彼女は幼い頃の境遇があまりにも不遇すぎて、それが理由で自分の思いに芯が作れないから美弦のこともそうだけどちょっとしたことで思いが暴走するとは逆になってゆらゆらしてしまうんだよね。

「私が美弦を守る!」→「えっ、自分よりも美弦に親しい関係の人間が現れたんだけど!」→「美弦はその子を大切に思っていて守ろうとして、その子も美弦を大切に思っていて強く守ろうとしている」→「この2人には勝てないし紫乃たちは彼女を利用しようとしている、でも私は弱いからどうすればいいの?身を引いたほうがいいの?」→結果美弦たちから逃亡して陽桜莉の側につくかつかないかはわからないけれどつくことはないだろうけれど、一応は陽桜莉の味方をすることにして、彼女の想いを尊重する形で間接的に美弦を守るために動くことにした・・・そう考えればよさそう。

つまり、陽桜莉は美弦を守りたい、大切にしたいって想いが強く、それが戦いにおける強さの原動力になってるってことよ。

紫乃は美弦を洗脳させてロボットと化させていた、どんどん負の方向に深みにハマってる気がする、それはまさしく「自分のやってることこそ正しいと思い込ませ、あなたの言動、考え、想いは根本的に間違ってるよってな異なる意見を受け入れたくない」ってことにならないだろうか。

美弦は苦しい思いは消し去るべきだ、でも陽桜莉のことは守りたい、彼女のためなら自分がってところをうまく紫乃に利用されているのを「彼女のためなら・・・」愚直に受け入れている感じなんかしら。

ラスボスみたいな立ち位置になってるけれど、単純なボスではなく救済しないといけない人物でもある、でもここまで行くと、救済方法が思いを抜き取られての心の「死」になってしまいそうなのが悲しい。

果たしてこの後半で少女たちそれぞれの思いはどう描かれていく!?

最初は微妙に思えた点もあるけど、その後の興味がうなぎのぼりに湧いていってる作品だ。

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