BLUE REFLECTION RAY/澪第16話感想:いっしょに掃除した子たちと敵対するかたちで再会するなんて

2021年夏アニメ



BLUE REFLECTION RAY/澪第16話「ラバー・リング」感想


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第16話感想

陽桜莉かだれかの使っている国語辞典で強引に「家」になぞらえているキャリーバッグをこじ開ける山田仁菜よ。

でも大切なものは何もなかった、大切なものが詰まっているといいながら、中身ははじめから空っぽだったのだ。

キャリーバッグが軽いのは陽桜莉と何度目か出くわした山田仁菜が歩道橋にて簡単にぶん回せたことからも推測できよう。

いや、言い方を変えれば、大切なものとは目に見える物質的なものではなく、相手に恵まれず離婚を選び、この世界で必死に生きようとする母親が子に届けたい目に見えない心、想い・・・がこのバッグの中に詰まっていると言えよう。

でもその母親は躁鬱持ちなうえ、すでにスナックで知り合った男により殺害されてしまったから親子の思いはもう届くことが全くなくなってしまったってことになるんだけどな。

それを見た山田仁菜が母親との未練を断とうとするのが早かった、そもそも少し乱暴に引っ張っていたし、さてはこのキャリーバッグの中身が空っぽだったことにうすうす気づいていたな?

一方で、ついこないだまで寮の中庭で仲睦まじげにバーベキューをしていた涼楓と亜未琉といとも簡単に敵対することになるとはこれまた複雑だ。

想いを抜かれた子が悪役だけどリフレクターになるのってけっこうなレアケースでは。

実際はどのような扱いになっているのかはわからんが、都のようにディープレンジの中に入れないわけではないってことはつまりはそういうことでしょ。

で、ここの2人の関係はどういうことだ、もともと亜未琉と涼楓はどちらも幼なじみからガチ恋に発展していて、亜未琉は涼楓も自分と同じ想いを持っているだろうと確信してるけれども、涼楓はそこそこ同棲からモテるからどうやって断るかを考えてしまい、亜未琉が自分のことをどう想ってるのかまでに考えが至ってなかったってことか。

そんななか、突然亜未琉が想いを抜かれたことを知るも何もしてあげられなかったから、彼女の想いを見つけようとしていたんだけど、いままでずっと見て見ぬ振りして自分のことしか考えてなかったから相手の気持ちを考えたことがなくて見つけられないことに気付かされ、亜未琉の想いにはじめから気づいていれば…ってな自責の念からくる心の苦しみに目をつけられ、彼女の側につくことにした…

たしかに美弦と涼楓は同じだな、自分のことしか考えていられなかったって面では。

それはどちらも両親を亡くしていきなり自分たちだけで生きなければいけなくなったことや同棲からモテモテで困惑している一面もあるってきっかけがあってのことではあるけれども。

さらに美弦は一度は陽桜莉のような大切な人を守りたいって想いから、少女たちの想いを守る側にいたこともあったしな。

いずれにせよ、想い人の想いを守るために赤の他人の想いを抜かないといけない、というかそれが一番の近道ルートだと考えているってのはなんていうか残酷というかアホというか言葉にできないものがある。

巡り巡って涼楓は紫乃の計画に加担させられてしまってるわけだからね、もっとも、自分たちはこのやり方が一番の近道ルートだと思い込んでいるだけになおさらそう思える。

そんな涼楓と亜未琉の2人に与えられた武器が「音叉」っていうなんとも皮肉を聞かせたチョイス、音叉ってのは音を響かせて共鳴させる実験に使う器具だからね。

想いが共鳴できなかった2人に音を共鳴させる武器でっせ。

このところ出番がなかった駒川詩がいつもの駒川詩に戻ってた、むしろ敵として戦うことになったことで、武器を交えることで彼女から痛みをもらえるってことでよりいっそう快楽を得ている気がする。

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