BLUE REFLECTION RAY/澪第17話感想:美弦の過去、そして少しだけ見えた詩の素性

2021年夏アニメ



BLUE REFLECTION RAY/澪第17話「エンジェル・エンジェル」感想


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第17話感想

陽桜莉が山田仁菜を介して見えてきた姉、美弦の記憶や彼女の想い。

過去回想がメインってこともあり第1話の前日談も含めて描かれていた感じ。

なにこの姉妹…ずっと失踪してる母親が戻ってきたときに悲しませないように自分たちがしっかりしないと!ってふたりとも考えてるんだけど、姉妹だからそれぞれの性格が異なることや姉として、妹としてって土台となる考えが異なるってのがあってしっかりしなくちゃの想いの方向がハナからバラバラだったわ…

姉が妹に高校生になるんなら新しい世界を見て楽しい人生を過ごしてほしいと寮暮らしを勧めたのも妹にとっては姉にも家から追い出されたと思われてしまっていたことを後に知ることとなるとか悲しすぎるわ…

まあ寮生活、学校生活が楽しければ盆暮正月くらいしか実家に帰ることはないんだろうけど陽桜莉は違った、たびたび寮を抜け出して家に帰ってきてるのは姉と別れての孤独な寮生活がつらいってメッセージだったってことよね。

うわ姉だよ姉…他人の思いを守るためにリフレクターとして動いてたら妹の想いに向き合うこともなく深刻な状況になるまで妹の発するメッセージにも気づけなかった…つまりは一番近しい関係の人物の想いを守れなかったっていうんだから。

これで陽桜莉は大丈夫、母がいなくてもはつらつとしてるし学校生活で楽しいことを見つけ苦しむことはないだろうって姉は思ってるんだろうが、これこそが傲りってやつなのかな、言葉にできないな。

これがきっかけでリフレクターっていていいのか?ネガティブな想いは消してしまった方が彼女たちのためではないのか?ってなってしまったのか、たしかにポジティブな想いは身近な誰かに話して溜め込むことはないけれど、父親が解雇されたとか祖父が過労死したとか恋人に裏切られたなんてネガティブな想いはなかなか周りには話せず溜め込んでしまうものだからね。

でもあれか、陽桜莉のネガティブな想いを知ってこそ、これからは彼女の想いを受け止めて守りたいって気持ちも芽生えたのか。

でも陽桜莉のことは守りたいけれどネガティブな想いは消したいってのはなんだか矛盾してる気がする、そういうふうに二つの考えが背反して存在するのもやはり未成熟な思春期の少年少女ならではなのかもしれんな。

陽桜莉はこの共鳴をきっかけに姉心を知り、闇堕ちしちゃった姉を助けるために動き出した感じかな。

姉妹ともどもいま置かれてる環境もあってみんな自分のことだけを考えるのに精一杯でなかなか互いのことを知るタイミングがなかったってことだな。

一方で素性が謎だった駒川詩のことも少し知れた回でもあった、彼女は普段からカッターナイフを手にし、100均でカッターナイフを買い占めてたけれど、以前仁菜は詩のことを甘い、ファッションメンヘラみたいな発言をしてたっけ。

母親と極貧暮らしの末男に殺害された過去持ちの仁菜の幼年期が悲惨すぎるのもあるんだけど、カッターだらけのわりにリスカあともないし、家でやるだろうってリスカ行為を外でしようとしてるポーズを見せてたし、だから詩は本気でリスカする気はないんだよ、痛みが快楽なんてのも言ってるだけ。

本当に痛みが快楽だと思ってるのなら彼女の体はピアスや自傷行為のあとだらけ、髪も黒ではないし、ハンネに「マゾっ子」なんてわざわざ付けない。

家族環境も悪くないと思うんだよなあ。

家で自傷行為できないしやる勇気もないから外でやるポーズだけ見せて周りから気を引こうとしてるんだろ?

フラグメントの暴走をなんども起こしてるのは痛みは快楽なんて言ってる見せかけの自分と、自分の体に傷をつけるのが怖くてたまらない本当の自分のギャップがそうさせているのではないのか?

そうとしか思えないな。

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