ぼくたちのリメイク第6話「なんとかしようって」感想
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第6話感想
貫之の家庭事情が見えてきた回。
医者を継いでほしい両親とシナリオライターになりたい本人の希望する進路が交錯し、選んだ人生を絶対に成功させなければならないと茨の道に進む貫之っちゅう背水の陣。
奨学金もないらしいし、だから過労でいまにも潰れそうになってるのを見ると本当にきびしい環境がいたたまれないしシナリオライターとして成功してほしいと思う。
(10年後の未来に成功してるのはおいといて)
サンプルとしてプレイしたゲームに対する反応から恭也とシノアキはすでに別な異性と経験あり、貫之と奈々子は未経験と見た。
どうですか、シノアキはあんななりして非○女確定ですよ、男を知ってるからこそ文化祭で恭也相手にグイグイいけるんですよ。
男心を知ってる人物として貫之のシナリオ協力もした方がいい気もする。
貫之が経験ないことを知った恭也のあっ(察し)が寂しい。
シノアキと恭也、鹿園寺貫之と婚約者を名乗る慈照寺さゆり(金閣と銀閣)なる女性のベタなラブコメ要素はおいといて、ゲームを作ったことがない人間がお金のために「売れるゲームを作る」って公営ギャンブルやる以上のギャンブルだと思うんだよな。
学費のためとはいえ、ようまあ恭也はものすごい難易度の高い賭けに挑もうとするよな、ある意味感心するよ。
しかもジャンルは恋愛アドベンチャーゲームだろ?ただでさえ同人サークルの収支は赤字が当たり前(趣味でやってるから採算度外視な人も多い)なのに、いきなりゲーム作るっていうんだから、恭也は未来が見えているとはいえ、知名度0の人間がいきなり恋愛アドベンチャーゲームで明日の黒字を出そうとしても勝ち目が全くないぞ。
そんな負け確の賭けに挑めるくらい無茶できるのが学生の、同人の特権なんだよな、社会人になると人生とお金が直結するから失敗したことによる損失を回避するようになるからね。
だからこそ、恭也は知名度が高いサークルの軒を借りることまでしてるわけなんだけどさ。
ならばあなたがたゲーム会社の人間じゃないんだから、学生として素直に作りたいゲームを作った方がいいのではないのか?としか思えぬ。
お金のためにゲームを作る、ってお金を全面に出しちゃうと完成品は本当につまらないものになるぞ、だってお金が見えてくるんだもの。
登場人物の女の子の目が○ニラのアドトラックよろしくドルマークに見えてくるんだもの。
貫之の婚約者、黒塗りの高級車をポンバシに止めてSPまでついていてあからさまに金持ってるんだが、これお金問題解決するんじゃね?
いやそんなことはない、彼女にお金出してもらったら絶対に医者を継げってなるに決まっているからな。
なんでいままでうんともすんとも言わなかった婚約者がいきなり来るかっていったらそういうことだろうからね。
彼女の登場でどんな修羅場が訪れる??
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