ぼくたちのリメイク第7話「いやなことも引きうけて」感想
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第7話感想
さゆりさんあのときの下着の付け方だと「ゲームのテキストと同じことをしよう」と完全に行為を求めてたね、婚約者からもたらされた同定卒業のチャンスを捨ててまでもゲーム制作に没頭することを選んだ貫之。
婚約者の色香には絶対に惑わされないよ、ここで大事な場所を誇大化させて誘惑についていってしまったらそれこそさゆりの思うつぼだよ、行為と引換に自分は実家に戻されていってしまうってところだ。
さゆりはここからもう出てこなくなっちゃう感じ?許嫁もいて、親が敷いてくれたレールにそのまま乗れば終着地もあって安泰だけどあえてそのレールをひっぺはがし自分が行きたい人生へのレールを走りながら敷設しなおすっちゅう貫之の現状の境遇や家庭事情を説明するためだけに登場させたキャラクターってやつ?
いや、主人公だけがモテモテじゃない、相棒的男キャラにも婚約者がいることでハーレム味を幾分薄めているのか。
息子が実家に帰ってきてほしい両親からしたら婚約者による説得もダメだった、それくらい貫之の意思は固いってことを実感することとなっただろうけどね。
自分の選んだ道が正解であるはずだって考えに凝り固まって意固地になっているって可能性もなくはないが、個人的には安泰な人生よりも危険な人生を送ってほしいとは思うんだよな、これからの時代は戦いだらけだから。
就職予備校なんて揶揄されている大学において実際に製作期間4ヶ月なる短いスケジュールで一本のゲームを完成させて同人ソフトとして有料頒布するこのバイタリティ、挑戦心は買わせてもらう。
一方で恭也の色恋沙汰はさておいてゲーム制作も進み、貫之と恭也には若干怪しい兆候が出てきている感も否めないかな、恭也が一からの全面書き直しで自分の文体のクセを消してきた一方でストーリー展開の波とプレイヤーのソッチの欲求やスティックの大きさが最高点になる終盤の展開で恭也と意見が分かれてたからね。
恋愛アドベンチャーゲームでは終盤の展開を間違えるとプレイヤーの評判は一気に下がる、だから妥協はしてほしくない、初めて制作したゲームでここだけ別人が書いたのではないか?って置きに行く展開なんてないようにしてほしい。
さておいてた色恋沙汰の話だけど、やっぱりその手のサンプルシーンを見ても全く動揺せずに何が行われているのか淡々と聞いてくるシノアキ、知らないような口ぶりだけど絶対知ってて本当にそのシーンなのかを確認のために聞いてきて、もうそれを経験済みだと思うんだよな・・・もし未経験者ならシーンを見ただけでいの一番にこれから行われるであろう行為の内容を即連想してしまうはずだから、とシノアキ非×女説がやはり自分の中で説得力を増してきた。
ずっとシノアキは距離の詰め方が奈々子と違うのよ、奈々子やさおりのように単純に上半身を男のバック側に押し付ければ男も意識してくれるだろうって考えではないのさ。
ああ、シノアキは男性にどういう態度を取れば好意を持ってくれるのか、懐への入り方をもう知ってるねって印象。
ちなみに具体的に言うとnakedな女がヨツンヴァインになって、ベッドに座る男に「ご奉仕」しようとするシーンね。
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