チェンソーマン第10話「もっとボロボロ」感想
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第10話感想
公安をターゲットとした一連の襲撃により早川アキは命は助かったが精神を病んでしまい入院することになってしまっただけでなく先の戦いで気を病んだ契約していた狐の悪魔にも逃げられてしまい、京都から来たキャリア相談の人間に考案を続けるか否かの選択を迫られたがここで公安を続ける選択をし、より強い悪魔、未来の悪魔と契約することとなった。
時は前後し異なるタイミングに姫野の妹も病室に訪れ以前姫野が妹に宛てたという手紙が渡された、そこには姫野のアキに対する想いも綴られていた。
一方でアキを見舞ったデンジとパワーはマキマにある男を紹介され、彼の指導により強化がなされることとなった。
わあ、早川アキが契約してたキツネの悪魔に早々に見限られてた、8話で喰らい尽くしたサムライソードにかなりの嫌悪感があった描写があったからそのあと早い段階で離れていってしまったらしい…
冒頭の入院中のアキをデンジとパワーが見舞うシーンはちょうど4話でコウモリの悪魔を倒したあとのデンジをアキが見舞うシーンの鏡うつしになってるのか。
アキが戦意を喪失するまでまで精神病むような人物には思えなかったがあのサムライソードとの戦いでバディである姫野先輩の身体が目の前でどんどん消えていきしまいにゃ完全に消滅するのを目の当たりにしてるからな…
あとアキはあのときサムライソードを相手に刀(呪いの悪魔、通称カース)を使っていたっけね、能力発揮には自分の寿命が代償となってるらしい…それもあるのか。
自分の寿命が削られただけだったわ大量の同僚が死ぬわでショックは大きいな。
だが同僚の死で長いことショックなんてひきづっていられないのがデビルハンターなんだよな。
例の生き残ったが公安を辞めたメガネとは前回東京駅でマキマさんらとやりとりをした円である。
そんでもって、アキはあのときリンゴの皮をウサちゃんのかたちにむいていたのとは対称的にデンジはヤっちゃんに雇われて亡き父の借金返済させられてたからおそらく料理経験0なのでりんごの皮むきできないから丸ごと一個渡したり、なぜか病室でデンジとパワーが揉めたりとまさに彼ららしいシーンだったよね。
とりあえずデンジはパワーを失ったら悲しもう!思ったけれど両親を失ってるデンジ、悲しんでいるよりも先に借金が重くのしかかってきたから悲しんでいられる時間がほとんどなかったのではないかと考えてる。
姫野はバディとしてというか人間としてというかひとりの女としてというか、アキがどうやったら公安を辞めさせられるのか、平穏な暮らしができるのかずっと考えていたのか…好きだからこそ悪魔に復讐するのはやめておけ、お前の体もいずれもたなくなる、お前には死んでほしくない、無茶なことしないでずっと生きていてほしいって想いに至ったかな。
でもそんな想いとは裏腹にアキは公安を続けることを選んでいたけどね、周りのお気持ち表明でかんたんに心変わりするような男ではなかった。
目の前で姫野が死のうがどこかで多数の同僚が死のうが俺はひたすらに復讐するだけだ、ある意味ではアキの判断は頭おかしいとも言えるな。
一方でパワーとデンジは強さの底上げが図られた、これによりこの次の戦い以降は悪魔の強さがワンランク以上上がることは確定された。
教育役の初老の男、声優がツダケンな時点で最強なんて言わなくても強キャラ確定というね、デンジたちにもう何度血を流させたか、何度殺してきたか、その回数、20回以上はゆうに超えてるとかこれはもうデンジが弱いのか男が強いのかよう分からんな。
酒飲みながらアクションできて360度周囲を見渡せる視界を持つジャッキーチェンのような酔拳使える時点で明らかにまともな男じゃないのがよう分かるわ。
鬼滅の刃でも見た修行パートってやつかな?
そもそも若手のデビルハンターがバッタバッタ死んでいた状況を生き延び、初老になるまで生きていられる時点で強さが折り紙付きなのは誰が見ても分かることだしな。
そんな男から修行をさせてもらえるんだからこんなん絶好の強化チャンスじゃないか。
強くなるにはあまたの悪魔を出し抜くようなトリッキーな手を使えってやつかな??
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