デート・ア・ライブⅣ第5話「フェアリー・テイル」感想
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第5話感想
オタクにとって、何よりも大事にしてるフィギュアを壊すやつは死に値する存在である。
ただ、弱そうなオタクも本気を出すと強いのははフィクションの世界の話。
ならば我々はどうだ?
敵を見たらきびすを返してこっそりと逃げていき、そのさなかに背中を見せたことで見事に打たれて犬死にするのがせいぜいなのではなかろうか?
突然士道がブタになっていたからなんだ!?と思ったらウエストコットのベルゼバブに飲み込まれた想像の世界だった。
いろんなおとぎ話が混ぜこぜになってるファンタジーの世界が出てきたもんだから驚いたよ。
三匹のこぶた、桃太郎、人魚姫、裸の王様、ヘンゼルとグレーテル、マッチ売りの少女、赤ずきんちゃん、シンデレラと本当に和洋問わず数々のおとぎ話が混ぜこぜになっていたよな。
これらは元を正すと先日の即売会で頒布した同人誌の内容らしい、あの同人誌、どうやって即席でストーリーを組み立てたのか疑問だったがおとぎ話に例えていたのか。
裸の王様な折り紙を見て士道だけ目のやり場に困っていたり、なぜか二亜の同人誌の中身も混ざっていたりとツッコミどころしかなかったぞ。
なんだこの毛色のまるで違うストーリーは、ラノベらしく作者が描きたかった欲望がそのまま映像になったんだろうか。
もしも精霊たちがおとぎ話の主人公だったらってやつ。
オオカミがいろんな作品に出てくるから3回も再登場して笑っちゃったよ、いいところでかならずオオカミが現れるんだもの。
ラスト、妙にカッコよかった剣を持っている方の士道は精霊たちから見た士道の姿か、精霊たちからは弱い自分を変えてくれたすんごい強くて勇敢な男っちゅう姿に見られているのな。
実際の士道は人並みに先に起こることへの不安も抱える普通の高校生であるって対比や、めさかの勇敢な自分から背中を押される士道っちゅう文字で見るとおもしろい気持ちの揺れ動かしシーンが描かれていたしなかなかに面白かった。
それにしても、おとぎ話の世界とそれぞれの精霊たちの配役はピッタリだったとはいえマッチ売りの琴里かよ…今回だけでなく、マッチつけたら全部士道が出てきそう。
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