出会って5秒でバトル第10話「金剛手」感想
前回の感想記事

第10話感想
最終話近くになって個人的に好きな頭脳戦の様相を呈してきた。
啓は赤チームに自分の能力を怪しませるようにわざとに仕向けることで大砲以外の能力を使いやすくさせ、りんごははじめて使った相手の能力を1/10でコピーする能力で不利になりながらもスパイの桃子を見事に追い詰め、熊切は胸に相手の投げつけたナイフが刺さるも無敵をうまく利用して形成逆転、と緑チームのあんたがたうまくやってるじゃない。
黒岩と大神が桃子の息子ってどんな話の持ち込み方だよ、ふたりは息子だから自分は赤チームのスパイに加担したってあまりにも唐突な設定開示でおどろいたわ。
地味な顔の母親から暴力的で鉄砲玉の大神とインテリヤクザな黒岩が生まれたというのかよ。
これは息子たちも息子たちなら母ちゃんも母ちゃんと言ったところかな、
だが桃子よ、赤子を人質に白鷺を倒すなんてなんぼなんでもそれは卑怯ではないのですか。
それでも地味なモブっぽいおっかさんの最大の見せ場だったね。
りんごはようコピー能力を使う気になってくれた、それは啓のアドバイスもあったからだろうが、まさか砲弾が装填される時間が1/10になるから、連写速度が10倍になるなんて思っても見なかった。
大きさと一発当たりの威力はそれぞれ1/10でも、マシンガン並みに高速連写できることによりその弱点をカバーしてくるなんてな。
そして桃子が人質に取っていた太郎を逆にうまく使い有利に立ったりんごは見事だった。
りんごと桃は果物対決でもあったが、桃は個人的にニオイが苦手なのでりんごの勝ちはありがたい、とはいえりんごも口に入れるとえづいてしまうけれどな。
啓は順調に詭弁を使い相手に自分の能力が本当はなんなのか疑わせているようで。
わざとに自分の能力は大砲ではないと見抜かせることで逆に疑心暗鬼にさせ、刀を持ってるだけでなにかその刀を能力を使ってくるだろうと簡単に想像させるかたちで能力を使っていくとかよう考えが思いつくわな。
緑チームは脳筋の赤チームのように力はなくとも頭脳バトルなら負けていなかったね。
緑チームの王まで誤魔化し通していたんだから。
そこもブラフを貫き通せるんだからやはり赤チームは脳筋だった。
コメント