SSSS.DYNAZENON第9話感想:ちせがゴルドバーンを生み出した!?

2021年春アニメ



SSSS.DYNAZENON第9話「重なる気持ちって、なに?」感想


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第9話感想

今回はちせが中学のクラスやガウマ隊からの疎外感を覚えていたことと偶然拾った真珠が結びつき怪獣が誕生して壁にはられていたポスターからゴルドバーンと名付けキャリーケースに隠して回る一方で、街で夏祭りが開かれる日の放課後、蓬のもとに双葉が来訪してきたので夢芽を呼び出して香乃についての話を聞いたが、彼も香乃は自殺で死ぬような人ではない、事故で死んだと言い時間だからと去っていくも、夢芽は双葉になぜ香乃を助けられなかったのか詰め寄り、双葉は「普通はそう思うよね」と言いのこしていったエピソード。

そのころ、高圧電線の鉄塔をぐにゃぐにゃに歪める怪獣を怪獣優勢思想が見つけ、ジュウガが主体となって操っていく。

ガウマから怪獣が現れてしまったとの連絡を受けるも夢芽はすっかり落胆して行けなくなってしまっていた、蓬は単独で先に暦とともに怪獣と戦っているガウマのもとに向かっていくも、蓬は先に夢芽を迎えに行くように言われてしまった。

怪獣はナイトが相手をする一方で、すっかり巨大化したゴルドバーンがどこかへと飛び立ってしまい見失ってしまったちせはひとり河原を歩いているといつもの水門に夢芽がひとり佇んでいたのを見つけた、香乃のことで思いつめていた夢芽とちせの前にゴルドバーンが出現、彼女の元へと急いでかけつけた蓬はそのゴルドバーンを敵と認識してまっすぐ体当りして川へとふっ飛ばしていく。

ちせに「贅沢なんだよ」と言われてしまった夢芽は香乃形見の知恵の輪を落としてしまい拾おうとするが水門から落ちてしまった、ゴルドバーンに助けられた夢芽と蓬とちせは急いでガウマのもとへと向かい、彼らの思いを受け入れたガウマによりさっそくゴルドバーンも含めて合体、ナイトとも協力して一転して怪獣を退散していった。

ちせとゴルドバーンも含めて誰一人かけても勝てないと認識したガウマ、だが夏祭りは終わってしまっていた、それでも夢芽は浴衣姿となり戻ってきて、彼らだけで夏祭りを楽しんだのであった。

くそっ、なにが夏祭りへのお誘いを「みんなで」だよ蓬、そこは「二人で」だろうがこのバカチンが!

ちせの友達役の怪獣であるところのゴルドバーン誕生と香乃のことで彼女の元彼の双葉と合う機会が生まれるも、助けられなかったという双葉の言葉を聞きすっかりおこころがぐらぐらしている夢芽がメインのこの回。

そのおこころがぐらぐらしている夢芽の思いがまた怪獣を作ってしまった感じか、鉄骨製の高圧電線の鉄塔でさえ空間を捻じ曲げているのかな、いともかんたんにグニャグニャさせているのは姉のことで双葉から思ってもみない発言を聞いてしまったためだろう。

双葉の言うとおりであれば、香乃はいじりと称していじめられているのは知っていたし心理的に追い詰められているのも知っていた、だが自分では何もすることができずにいたところに香乃が川に飛び込んで自殺した事実を知ったことで、何もしてあげられなかった不甲斐なさ、それから逃げたというか、覆い隠したかのように「事故で死んだ」ことにして自分を正当化しているんだろう。

夢芽からなぜ助けてあげられなかったのか?と詰め寄られたことに対し「普通はそう思うよね」と情けない返事を返したのがその不甲斐なさの表れを示しているかのよう。

一方でなんとちせもオリジナルの怪獣ゴルドバーンを作ってしまったよ、彼女がガウマたちにとって敵としての立場であればこのまま対峙することとなり、結果1VS4では全くの無力となって倒されてしまうんだろうけれど、ガウマの味方なのでそのまま戦闘力として組み込まれることに。

闇落ちしそうになっていた夢芽を助けたのがそのゴルドバーンだったのも熱いし、迎えに来た夢芽の目の前にいるゴルドバーンを見て、何も知らないから最初は敵と認識してダイナソルジャーでタックルして橋を一本破壊する勢いで弾き飛ばしてしまった蓬もそれはそれで熱かったし、そのゴルドバーンもちせ本人や蓬や夢芽からの説得の結果、引き入れて合体して目の前の怪獣を倒していくガウマたちも熱かった。

夢芽とちせが作り出した怪獣の違い、それは湧き上がってきた自身の感情の発散先が内に向いているか外に向いているかの違いだろうか。

夢芽は姉の死を受け入れられずに男子生徒を呼び出すだけ呼び出して呼び出した側の自分はブッチする奇行がついに周囲の人物から咎められるようになってしまい、苛立ちやらなにやらを外に発散させるかのように発展したのが一連の怪獣出現と考えれば納得がいく。

対して、クラスメイトからもダイナストライカーとして怪獣と戦う暦からも疎外感を感じていたことで、友達役としてちせが生み出したのがゴルドバーン、なのでちせの内心が具現化した姿ということになる。

結局クラスには馴染めなかったらしいけれど何でも話せる友達は欲しかったってことか、だからひとり無職をやっている暦の家にずっと入り浸っているのだ。

ちせが左腕をずっとアームカバーで隠していた伏線もこれにて回収、無数のリスカ跡かと思ったら実は違くて、あまりにもうますぎる机の落書きの画とともにタトゥーを自傷行為として刻んでいたのを隠していたのである。

毎日学校に登校し、あなたに対してずっと真っすぐでいられる男子が目の前にいる夢芽のことをクラスに馴染めずに不登校になっているちせが年下ながらも「贅沢だ」と突き放したのも含めて、女の側の過去が重いな・・・

ちせにとってはお前の悩みは悩みじゃない、たんなる甘えだ、とそう言いたいんだろうな。

しかしまあ双葉もどうするのが最適解だったのか、香乃に対しいじめた女子に復讐するのも正しいようで正しくないように思えるし、答えが全く見いだせないな、というより明確な答えは存在しないというのが正しいだろう。

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