SSSS.DYNAZENON第10話感想:蓬以外が過去にとらわれるも・・・

2021年春アニメ



SSSS.DYNAZENON第10話「思い残した記憶って、なに?」感想


前回の感想

SSSS.DYNAZENON第9話感想:ちせがゴルドバーンを生み出した!?
SSSS.DYNAZENON第9話「重なる気持ちって、なに?」感想前回の感想第9話感想今回はちせが中学のクラスやガウマ隊からの疎外感を覚えていたことと偶然拾った真珠が結びつき怪獣が誕生して壁...

第10話感想

今回は久方ぶりに現れた怪獣により怪獣優勢思想の4人が影だけ残して姿を消し、さらには同じように夢芽や街の人、続いてナイトや暦、ガウマと徐々に姿を消していく光景を目の当たりにした蓬が怪獣の中に飛び込み、蓬は母親が上条さんと初食事を断っておけばよかった…と後悔するもダイナソルジャーの存在をきっかけに即脱出することができたが、残りのメンバーはそれぞれの過去にとらわれていってしまったエピソード。

ガウマは5000年前、怪獣優勢思想との邂逅から国が排除に動き出したことを知ってから裏切るまでを、暦は中学時代の稲本さんとの記憶を、ナイトはグリッドマン時代のことをそれぞれ経験している。

そしてこの怪獣は取り込んだ人における現代の記憶を食べ、過去にとらわれさせて脱出できなくさせる特技を持っている。

幼いころの夢芽を見ていた蓬はどうすることもできなかったが、その夢芽はバラバラになったダイナウイングの部品を見ながら香乃が合唱練習をしに水門の上に行くことを知り、手に持っていたダイナソルジャーの力も借りて過去を打ち破ってきた蓬の介入もあり慌てて彼女の後を追って止めに行き、水門において香乃との会話をしていく。

その一方で蓬は暦やガウマ、ナイトをとらわれていた過去から救い出し、香乃から話を聞けた夢芽も心が晴れてずっとほどけなかった知恵の輪がほどけ、蓬たちに合流して怪獣から脱出しダイナゼノンとグリッドナイトにて反撃。

そしてカイゼルグリッドナイトのカイゼルナイトサーキュラーで怪獣を見事退治、街の姿が無事に取り戻されていったのであった。

影だけ残して人や建物が消えていくホラーな光景、広島原爆の人影の石を思い出してしまった。

ずっと過去にとらわれていた夢芽や暦、ガウマやナイトがダイナソルジャーを見たことでまっさきに過去ではなく未来を思い描いた蓬により助けられる、そんな熱い展開。

誰かがずっと長いこと思い残していた過去に強くとらわれてしまったことで未来を思い描けなくなり、さらには現代までも生きられなくなったんだけど、どうにかしないといけなくなって生まれた怪獣だろう。

画的には終始じめじめしていてそんなに熱くはなかったけどね、むしろ梅雨入りしてる今のような湿っぽい展開。

蓬は過ぎたことは仕方ない、考えるべきはこれからのことだといち早く冷静になれるタイプか、今回は仲間を救出するために動いていて終始ヒーローみたいな立ち回りだった。

一方でずーっと描かれてきた夢芽の姉、香乃の死の真実は自殺ではなくやはり不注意により起きた事故による転落死だったこともわかった。

当人は他の合唱部員からのいじめにも似たいじりをいじめとは認識してないし、彼氏もいるしで一応は青春を謳歌してるから自殺に至る理由はなく、夢芽の疑問というか悩みごとは香乃の前向きな言葉や笑顔を見たことですべて杞憂に終わったようだ。

香乃は夢芽と距離を置き彼氏一辺倒になっていたこともあったけれど、嫌っていなくてむしろ憧れを持っていて、変わろうとしていたことも語られている。

夢芽は香乃が突然死んだことについての真実について、姉のことを知るためにずっと悩んでいる間は全然ほどけなかった形見の知恵の輪が香乃当人から自分自身に納得のいく話が聞けたときに心が晴れやかになってほどけていく展開にはグッときたね。

知りたかった過去を当人の口からようやく知れたことで、受け入れることができようやく現在、あるいは未来を選びはじめることができたようだ。

実際に水門から転落したところを見たわけではないから死因は不確定だけど、本当に知りたいのは死因ではなかった、香乃は生前距離を置かれていたときに自分のことをどう思っていたのかってことよね。

まあ本当に嫌っていたならわざわざ合唱部の発表に招待さえしないしな。

暦はこれ稲本さんが見つけたカバンにぎゅうぎゅうに入った怪しすぎる大金がもし全部偽物だったら…と別なIFからの現在を思い描くようになったのかな。

稲本さんへの過去からずっと続く恋心をきれいさっぱり消し去るために。

ガウマは怪獣優勢思想を裏切ったことで何か(生み出した怪獣を操って自滅させたこと?)にやられて死ぬまでが断片的に描かれたけれど、ダイナゼノンを託した姫を依然として見つけられていないのでまだ過去からは完全には脱出できていない様子。

あのとき別な選択肢をとっていれば…と後悔してももう遅いといったところだろう。

そういえばこの過去のシーンにはシズムがいなかったね。

これであれか、ガウマ以外はそれぞれの過去のわだかまりというかなんというか胸のつっかえが取れて、解決できたことになるのか。

過去よりも未来を選んだ蓬、過去を知って受け入れ未来に歩み始めた夢芽、過去において別なIFを思い描き吹っ切ることにした暦、過去に悩んでいるガウマと四者とも違う過去の見つめ方をしてたのが印象的だった。

コメント

タイトルとURLをコピーしました