SSSS.DYNAZENON第11話感想:ゴジラS.Pよりゴジラしてたシズム怪獣

2021年春アニメ



SSSS.DYNAZENON第11話「果たせぬ願いって、なに?」感想


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第11話感想

今回は怪獣が一体も現れなくなったことで敗北を悟った怪獣優勢思想の4人が人間に戻りそれぞれの思想に則ってバラバラな咆哮に動き出す一方で二代目とナイトはもうすぐここを断ちガウマにも別れの挨拶をして、暦はスーツを探し履歴書を書き始め証明写真を撮るようになり、ちせは制服を着て通えなかった中学校に行きはじめるもあとちょっとのところで足が止まってしまい結局通えず一人寂しくゴルドバーンのところへ向かい、蓬は母の豊洲港おみやげをガウマに渡し、そのガウマは体調がよろしくなくて病状が進行していて、夢芽は約束をすっぽかした男子生徒に謝罪、シズムも学校に来なくなっていったエピソード。

ガウマもジュウガから怪獣が現れなくなったことを聞きいままでの仕打ちに激情してぶん殴り、蓬と夢芽に5000年前、自分が死んだ後にこの世を去りずっと探していた姫も当然現代に蘇っているだろうと思っていたが見つからずにいたことを語り、3人が持っているダイナゼノンも返却していくこととなった。

暦の前にもムジナはもう怪獣が出てこないと伝えていく、暦はムジナは自分の仕事をしたまでだと言い、それに対してムジナは暦が憎いと言い残して去っていった。

蓬と夢芽は5000年前のミイラが忽然と姿を消した事件のニュースから、怪獣使いであるところのガウマは怪獣によりこの世に蘇ったが姫は怪獣使いでないから蘇らせられなかったのではないかと推測していく。

翌日、はじめて姉の香乃のお墓参りに行くことにした蓬と夢芽は互いの家庭の境遇などいろいろ話題を語り合う、その様子を実はこっそりオニジャも覗き見ていて、そのオニジャは逮捕されてしまった。

復興途中の街を遠目に見ながら川の土手を歩く蓬と夢芽の2人、蓬は夢芽に告白をするが、返事を聞く直前になりシズムが現れてしまい、彼は2人に襲いかかってきたが近くにいたガウマは病によりうまく動けないピンチに陥るもそこにナイトが助けに来た。

だが、シズムは情動を力に怪獣になってしまい街を襲いはじめてしまった。

ゴルドバーンも怪獣の出現を察知して出動、ナイトたちはダイナゼノンやゴルドバーンと合体してカイゼルグリッドナイトで対抗するもその力の差は圧倒的で、留置場にぶちこまれたオニジャも崩壊した壁からその様子を見つめる。

街にのぼる豪炎の中からシズムはノシノシと歩いてきたのであった。

なるほど、ハイ、いままでの怪獣は全て夢芽が出現させてました、と言わんばかりの展開だった、だってそうだろう、怪獣の力で過去に飛び、姉からずっと知りたかった話を聞きもやもやがなくなったらあからさまに怪獣がでなくなったんだもの。

5000年前のミイラだったガウマの復活も夢芽が生み出した怪獣によるものかな、お願い、生き返って香乃!みたいな感情から生まれた。

ちなみに新聞記事を読むと、ガウマ(&怪獣優生思想)はもともとチベットでミイラ姿で発見されたものを研究用途で日本にやってきたらしい。電光超人グリッドマン第18話に出てきたミイラが該当するだろう。

とはいえ怪獣がでなくなったことで登場人物それぞれはもとの日常に戻っていく、でも怪獣との戦いや過去を見つめ直すシチュエーションが生まれたことで新たな一歩を進み始める、これでエンディングかと思えるような展開だったけれどまだ1話残っているんだよな。

説明によると、古代中国では神と崇められていた龍を飼っていた一族がいた、その龍こそ怪獣優生思想の言う怪獣で、龍が絶滅した現代では人々が生み出した姿であるところの怪獣を飼う、ということになるか。

ガウマの病状はどうなるのか気になるし、姫とも再会できるのか、あとはこれから書く蓬と夢芽の告白の返事、蓬ママンと男性との関係の進展とまだ果たされていない願いが多数あって気になることは多い。

いやしかし真っ暗な河原で話しながら歩いていた蓬と夢芽の2人が立ち止まってからはじまる告白、街の明かりだけがきらめいてるのと沈黙も相まってロマンティックなシーンだったな。

夢芽がひとりで行くと嘘ついて蓬とお墓参りに行くのもいいし、そのとき、オケを返しにいく夢芽が誰にも聞こえないようにこっそり「好きだよ」と口だけ動かしてつぶやくのもいい、立ち止まって名前呼ばれた時にあ、そろそろ告白されるかなって正面向き直すのもいいな。

ラストのシズム自ら怪獣になって街を襲うシーン、お前がラスボスになるんかい!って思ったが、そうだ、怪獣がいなくなると(新たな)日常に戻れる蓬たちとは違い、怪獣優生思想の四人は怪獣を操って戦うことこそが日常だから、燃え尽き症候群みたいなものに陥ってしまうんだよな…

でも戦いこそ日常だったから、どうにかして無理矢理にでも戦いに持ち込みたい、って考えるしか無くなってしまうんだろう。

オニジャなんて警官から拳銃奪って公務執行妨害で逮捕されてたけど側から見たらカッコ悪いけれどやり場のない感情の行き先が市民にとっての正義の立場である警官に向かったと考えるとなんともいえなくなってしまうな。

犯罪者になったものに肩を持つ気はないけれども。

合体したカイゼルグリッドナイトが圧倒されているシーンも相まってなんだかゴジラS.Pよりもゴジラゴジラした描写だったなおい。

さすがに東京中大炎上、ってわけではなかったけれどもこのシーンこそ、SF要素を持ってきてちまちま理屈をこねくり回しているあちらよりもゴジラファンが見たかった方のゴジラかな?と思わざるをえない。

なんだかこのシーンを見てると、シズムはなに二人して夜の河原でイチャコラしてるんだゴルァと衝動的に怪獣になったように見えるが、シズムくん、編入までしてずっと二人の様子を伺っていたしな…

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