Engage Kiss第8話「望んでなかった真実」感想
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第8話感想
今回の展開を理解するために一度第5話に戻ろう。
花村ジュンヤとはその第5話で死亡していたシュウの事務所の向かいのコンクリ打ちっぱなしのアパートに住んでるホストで悪魔代理人の男。
星天教会のシャロンが退魔局に拘束されたことでシュウは再び協力者となってる退魔局の三上警部補やマイルズらとたびたびシュウに情報を提供してる謎の情報屋の存在もからめて花村ジュンヤを殺害した真代理人の正体を推測していくもその最中に三上が殺害されてしまった。
そして監視カメラの映像から情報屋の正体と真犯人が明らかになっていく…
えっ、情報屋の正体はお前で、真犯人は情報屋とは違うお前だったの!?
お前が三上警部補を殺したの?
なあマイルズ!!
アヤノを情報屋にしたいキサラはいまだにあのイヤなシュウとの本番シーンの記憶を強制的に見させられたことを根に持ってるのか。
つまりは…三上は真実に近づきすぎたから口封じに彼に殺害されたってことか。
ここまではよくある展開だけどそれにしてもマイルズどうしちゃったんだよ、どうして悪魔に魂を売ってしまったんだよ。
お前いっときシュウを引き取っていて人当たり良さそうだったのに黒幕だったのかよ。
じゃあどっからお前がやったんだ、12年前のシュウの両親殺しもお前がやったというのか!?
その可能性も十分すぎるほどにありうるぞ。
そして、ベイロンシティ、情報屋のミハイルにより自由だと思っていたら実は市民の行動は全て権力者に監視されていたっちゅうユートピアに見せかけたディストピアであることが明らかに。
だからシュウにやたら早い段階で情報が上がってきていたのかよ。
情報はすべてソース不明のタレコミではなく、監視カメラの映像だったというのか。
もはや人々の人権もへったくれもないプライバシーは風呂や睡眠に至るまで筒抜け、あそこの国やあそこの国も真っ青の超監視社会。
なんだかこちらは日本の5年後を見てるみたいだ。
でも日本人はセロトニン分泌量が世界一少ない不安遺伝子持ちってこともあってか常に周りに合わせないと気がすまない多数派(その選択が間違っているか否かは深く考えずとにかく多数派)にいたがっているうえこの2年で集団的疑心暗鬼に陥ってしまい、権力に監視される一方で謎の正義感から○○警察のように自分もまわりを監視することを望んでいるからもし実際に未来においてこんな光景になったとしてもそれは仕方ないのひとことで済ませてしまうんだろうな。
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