Engage Kiss第11話「優しく愚かな嘘」感想
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第11話感想
オルゴニウム採掘場にてシュウの妹、緒形カンナに襲われたキサラはシュウの目の前で槍で胸を刺されてしまいもはやなすすべなしのシュウはアヤノとシャロンにより助け出された、その緒形カンナはミハイルの衛星兵器により大ダメージを受け深海に沈んでいった。
キサラも海に浮いていたところを救出され病院に搬送するが生体反応が見られない。
緒形カンナはS級悪魔に認定されたために誰も倒せなくなってしまった、意識を取り戻したキサラもシュウも戦いを放棄しベイロンシティを脱出することを決めたが、キサラはシュウの契約を破棄、その際にキスによりシュウにはキサラが保持していた記憶が全て戻されたためキサラには何も記憶がなくなってしまった。
ええっ、キサラとシュウは実は縁戚だったの!?なにそのいままで語られることが全くなかった新事実。
だからシュウは悪魔との契約がやけにすんなりいったのかい!
しかもキサラの名前はシュウのファーストキスの相手だったっていうんだけどそこはなんだか気持ちが悪いな。
これから契約する名前に元恋人の名前をつけるっていうんだぜ?
なんかもっとちょっと…ねえ、どんだけ未練持ってるのよその元恋人に。
そしてキサラとシュウの契約の儀式のことが描かれたけれど、あの分厚い契約書に目立たぬようクソクソ小さい字で書かれていた契約破棄の手順について書かれた補足263の内容とは・・・
儀式時に、甲(シュウ)が両手の指を組み神に祈りを捧げた場合、契約破棄の意志とみなす
乙(キサラ)はそれ以降、甲からの記憶提供を受けられないものとする
()内は当ブログで追加
あ、なに、契約破棄時にキスをするとキサラが吸い取ったシュウの記憶がキサラの記憶ごと全て戻ってくる、そんな契約だったのか。
しかしまあ契約破棄を決めるのはこっちでしょ人間さんなんて言って補足263の内容をまるまる書き換え、契約時の今後の儀式簡略化の手順も口づけに書き換えるとかシュウとの契約直後のキサラは狡猾でまさに悪魔らしい子だったのね。
しかも契約方法はキス、契約破棄の方法は恋人繋ぎでっせ、これ、恋人繋ぎの方はシュウからは絶対にしてこないだろうってのがあったのかな。
シュウの一族は女ったらしなんて評されてたからな、つまりはキスやその先は求めても心は求めてこないだろうって踏んでたってことか。
やっぱり女の方がやり手なんだよなってのを感じさせるわ、とともに今さらだけど長続きするカップルの条件も見えてきたよね、女の方が一枚上手で男をぐいぐい引っ張るタイプのカップルの方が長続きする。
うまくいかないカップルは男が女を支配しようとするからすぐに女の方から離れていくってのもこれではっきりした。
モテない人も参考にしてほしい、男は女を支配しようとするな、服従させようとするな、アニメを見すぎるな。
しかしそんな子がいまや元恋人だけでなく大切な家族の記憶までも簡単に捨て去っていくシュウが今後の戦いを放棄することを選ぶと自身も契約破棄を選び自分の記憶を完全に喪失させてシュウに戻す別れ方を選ぶなんてずいぶんと切ない終わり方だったじゃないの。
これがキサラがシュウを守る最後の手段だったとは、契約破棄のその瞬間までシュウを守ったんやな。
ちょっと前だとアヤノの前でキサラあなたマウント取ってたじゃない、直後にシュウがアヤノを抱いたときの記憶で逆襲されてたけれど。
とても同じ悪魔とは思えないよ。
恋人との別れのときって大体こんな感じよね、いままでは甘い記憶だったのが全ていきなり忘れたい記憶になるからね。
S級悪魔になったことでキサラもシュウも含めて緒形カンナと戦う人間は誰もいなくなった、つまりはボスが誰もいなくなったのか。
ってことは緒形カンナは今後どうなるんだ、シュウはそのS級悪魔認定された妹と暮らすようになるんだろうか?
それこそシュウが危険人物認定されて緒形カンナごと倒されそうな気がするけど女ったらしもある意味では悪魔の所業だからそれもそれで結末の一つとしてはありっちゃありか。
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