不滅のあなたへ第4話感想:ヤノメの文明レベルの違いは希望ではなく…

2021年春アニメ



不滅のあなたへ第4話「大きな器」感想


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第4話感想

今回はフシの不死の能力によりハヤセによりフシ、マーチ、パロナ、フシが倒した瀕死のオニグマ、あとはオニグマへの生贄を選ぶ祈祷師は名前だけで実際は罪人だったことを明かしたビオランがニナンナからヤノメへと連行され、広い市街地と灯り、料理だけでなくお金、手紙、文字、住所が存在する文明レベルが大きく違うヤノメの街を堪能するフシたちであったが、食事中にクスリで眠らされてしまい気づいたときには全員どこかの牢に閉じ込められてしまったエピソード。

オオカミになったフシにより脱獄したものの、ハヤセに見つかったマーチは瀕死のオニグマの世話をさせられることになり、パロナもパロナで牢獄の清掃の仕事を行わさせられていく。

マーチの世話もむなしくオニグマはそのまま息絶えていき、ヤノメによりオニグマが処分される前に生首を持ってマーチたちとともに脱走しようとしていたパロナは深夜、外壁をつたい足場から踏み外したり、命綱が切れたりしながらもどうにか用具倉庫へとたどり着いたが番人により服の裾をめくられ襲われそうになってしまう。

逆に番人を襲いうまく番人に化けられたパロナはマーチたちをつれて脱走することにしたのであった。

オニグマは前回で完全に死んだわけではなかったのか。

フシが土で固められた床に強引に穴をほってマーチともども鉄格子の下をくぐり抜けて脱獄するスタイル。

お約束のとおり、目の前にいる相手が不死身だとわかるといったんお命を狙いたくなるよね。

アリガトウの次はイタイを覚えたようだ。

こうしてゆっくりではあるが人の気持ち、感覚を覚えて進化をしていく。

まあハヤセたちが生きたままフシたちを連行することを選ばせるからにはは当然そうなるよねってな展開、そこにパロナの姉が彼女を守るために生贄としてオニグマにささげられたことや自分も選ばれたが逃げてきて村人から咎められたこと、あとはマーチの大人になりたい願いが絡んでくるわけだけど、なんぼ文明レベルがニナンナから違う発展した街に連れてこられたところで、はい、あなたたちはこの国でいまから自由な暮らしができます、ってそんな甘い話があるわけないじゃない。

ってのは幼い子たちは知る由もなく。

文明レベルの違う国の市場の賑わい、日常の光景をを見させられたら明るくて前向きな夢を見ちゃうよね、ここで自分たちは自由に暮らせる、生贄のことなんて考えなくてもいいし、生きているだけで罪にも問われないし、マーチを守りつつ大人になって村ではできない何不自由ない暮らしができるんだ、自分たちは助かった、と。

そこから二人を希望も何もない絶望の縁へ叩きのめす、なに夢見てんだ、いい加減お前たちに与えられた現実を見ろよ、生贄になるってのはつまりはこういうとなんだよってね。

パロナにとっては生贄になったけど逃げてきたことで生まれた罪と牢屋に入って死ぬまで使役させられることのどっちが苦痛か、牢屋からすぐさま逃げ出そうとしているあたり後者の方がより苦痛だと判断したみたいだ。

だってオニグマが死んだことがわかれば、パロナもマーチも合わせて一斉に処分される結末が見えてるわけだから。

そしてパロナはかつて姉が自分を守るために自分を生贄に選ばせたように、自分がマーチの姉となって守ることを決意する、オニグマの首を手柄として取り、ニナンナの人間たちにもう生贄を選ぶ必要はない、と安心させるために。

ヤノメはニナンナに伝わるオニグマ伝承を利用してさらに周囲の村をも巻き込んで村人たちを隷属させることで豊富な森林資源を奪い取ろうとしてる国だからね、全ては自分たちの私利私欲で動いてるってこと。

まあこれは現代も変わらない、どこに自分たちがただただ損するだけの外交を行う国家があるんだよ、どの国も少しでも多く自国民へ利益をもたらすために戦略的に外交してるわけだからね。

さて、ハヤセはマーチやパロナを恐怖で支配させて使役させてなにを企てているんだ、そこだけが依然として全く見えてこないんだよな。

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