不滅のあなたへ第5話感想:マーチへ、大人になるってこういうことよ

2021年春アニメ



不滅のあなたへ第5話「共にゆく人」感想


前回の感想

不滅のあなたへ第4話感想:ヤノメの文明レベルの違いは希望ではなく…
不滅のあなたへ第4話「大きな器」感想前回の感想第4話感想今回はフシの不死の能力によりハヤセによりフシ、マーチ、パロナ、フシが倒した瀕死のオニグマ、あとはオニグマへの生贄を選ぶ祈祷師は名前だけ...

第5話感想

今回はフシにより瀕死になったオニグマとともにマーチ、パロナ、フシが囚われの身となりニナンナからヤノメの国の牢獄にとらわれることになったが、オニグマが死んだことを証明できればもうこれからは生贄を差し出すことはない、と死に絶えたオニグマから体の一部を切り取ろうとしたがマーチにより止められてしまったことで取りやめてどう説得させればいいかが見いだせないままにピオランの案内で荷馬車を用いて空も白くなりかけのときに乗じて脱走したがヤノメがそれを許さずにずっと追いかけてきた末に襲撃され、マーチは目の前でパロナがハヤセの弓にやられようとしていたところを守り抜いた結果背中に矢を受けて倒れ、フシはハヤセの弓を受けるもマーチの死に刺激を受けてオニグマに变化してハヤセに一発かましていったエピソード。

荷馬車にて息も苦しそうにするマーチにパロナは応急処置を施すもマーチは大人になる夢が叶うことなく死を迎え、オニグマはそのままヤノメの街を襲撃していった。

フシは少年の姿になり、パロナはヤノメの追っ手から剣を奪い自分ものどもとを切り裂き絶命しようとしたがマーチの霊が乗り移ったフシにより止められる。

再びオニグマの姿になったフシはパロナを乗せてニナンナへと戻っていく、ニナンナに着いた2人はマーチから預かった手紙(手形)を両親に差し出し死を悟り悲しむ一方で、フシは少年の姿となったがハヤセ率いるヤノメの追っ手もニナンナに到着してしまい、彼女の言葉を汲み単独で森の中へと去っていった。

フシを見つけたであろうハヤセが弓を射ろうとしているところに見張り台からパロナは弓を射るも手にヒット、そのときのハヤセの顔は狂気に満ちていた。

そしてフシはマーチの霊とともに旅を続けていくのであった。

果たしてニナンナの民は自分たちが無事に帰ってきてハンナの言う通りオニグマの死骸の一部を見せられて無条件でこれで生贄をささげなくて済む!ってなるものなんだろうか。

なぜならオニグマは実際に存在するかしないかに関わらず、ニナンナ含めヤノメの周囲の国で「信仰」されてるものだから。

それはさすがに現代的すぎる信仰心ではなかろうか、といまさらながらに思ってしまった。

実際は誰からもオニグマのカラダであると信じてもらえずインチキを言っているとして再び糾弾される、が正解になるだろう。

結局のところ、話の流れだけ見るとマーチは生贄になろうが逃れようが幼いまま死ぬことには変わりなかったが、唯一違うのはマーチに大人になるとはこういうことだってことをフシやパロナが身をもって教えてくれたってことかな。

つまりは、大人になるとは生きるための戦いがずっと続くようになるってこと、弱いやつは死に、強いやつは生き残りさらに強くなる、普段市場でワイワイ買い物をしているような人もその裏では生きるために戦っている、現代では核っちゅう最終兵器をちらつかせてるから武器を使った戦争はしない代わりに経済制裁やあるいは情報戦が行われていてそれが実質的な戦争になっている。

個人レベルでも同じことが言えて大勝するためには、日々状況が変わるビジネスっちゅう戦場において当然戦い方を常に改めて、しかも大勝だからローリスクではダメ、ハイリスクを負わないといけないわけだけど、リスクよりも安心安定を求める日本でハイリスクを背負って新たな戦い方を見出せる人間なんてもはや1割もいないんでないのか。

とはいえ長い将来が期待されている幼いマーチが大人になる=戦いに参加したが敗れてしまい天国に行くっちゅう結末はなかなかに辛いものがあった。

姉妹のような関係だった幼い子が身代わりとなって目の前で死んでしまった衝撃はそりゃ耐えられないものがあるよな。

あのとき街で元気よくボンっと押した自分の生存、存在の象徴であるマーチの手形がハンナの正直な表情もあって形見の品になってしまったのがなお拍車をかけた。

でもやっぱり両親は生贄にささげられたオニグマにより死んだと思ってるって感じなんかな。

そのへんは全てを知ってるハンナと齟齬が発生しているっぽいけれど…

コメント

タイトルとURLをコピーしました