ゴジラS.P第1話「はるかなるいえじ」感想
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第1話感想
※第4話まで視聴済み
今回はオオタキファクトリーのユンとハベルが調査に訪れた空き屋敷に残る鉱石ラジオから怪しげな音楽を聞き、同じころ、アラームの対処をしてほしいとの依頼を受け笹本教授の代理でミサキオクにやってきていた大学院生のメイも同じ音楽を聞くことになるエピソード。
メイが周波数成分を調べるとノイズは多いものの昔記録されたものと非常に似通っていた。
ユンとハベルが電波の発信源を調べるとミサキオクであることがわかった、そして、メイが通信ケーブルを納品したオオタキファクトリーに電話をして翌日来てもらうと、この通信ケーブルは地下にのびていることも分かった。
翌日、ミサキオクから佐藤がオオタキファクトリーに赴きハベルが確認しに向かう一方で社もジェットジャガーを展示してるお祭りでにぎわう逃尾の町に一体の謎の飛行生物が現れ町を破壊し始めた。
同じころ、ミサキオクの山本所長と新人係員の佐藤が防護服を着て放射線濃度の濃い地下に向かうと、そこには一体の巨大生物の骨が眠っていたのであった。
春クール1発目のアニメはシン・ゴジラが記憶に新しいゴジラシリーズの新作オリジナルアニメ。
と言っても登場人物にはAIを使いこなす天才の男女3人が出てきて、電波観測所であるところのミサキオクやそこから発せられるへんな電波を探るSF謎解き要素も含まれているからあちらの作品とは作風はガラッと変わってるけどな。
内容としては大々的に絵画にも描かれている古の巨大生物であるところの古史羅で町おこしをしてる逃尾の祭りの風景や架空生物について考える学問を専攻してる大学院生のメイとオオタキファクトリーのハベルが高校の同級生であることもわかる日常シーンが多めだけど、その中にも突然発信された怪しげな電波の調査や突如としてラドン(Netflixの字幕)なる飛行生物が出現し襲撃される非日常を描いてきた。
ミサキオクなる建物が築100年は経ってるであろう古くてしかも関係者以外立ち入り禁止の閉じられた環境だったり、謎の電波を周波数解析し音に直すと大正時代っぽさやインドっぽさもある楽曲になったことでよりいっそうの不気味感が漂ってくるね。
あとは電波観測をするなかで長年何も起きてこなかったもんだからもうすっかり業務が形骸化してしまい、いざ謎の電波を受信したときに対処に手こずってわざわざケーブルを納品してきたオオタキファクトリーにも電話して問い合わせるミサキオクの担当者がやはり現代の勤め人っぽくてよくないんだけどいいね。
お前ら定期的にマニュアル確認せんのかい!マニュアルを残した昔の人が泣くぞ!とツッコミを入れたくなるけれどそこは我慢をしておこう。
施設の地下に眠る巨大生物の骨の正体はなんだ、強い放射線がいまだ発せられていることこからあの生物との関連も指摘されるが…
いまのところは当作品のSF要素と天才的な3人ががどうつながってくるのかは未知数だけどきっと良い方向に動かしてくれるはず。
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