ゴジラS.P第13話感想:続編作る気まんまんエンド

2021年春アニメ



ゴジラS.P第13話「はじまりのふたり」感想


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第13話感想

今回は多数の分岐した世界から押し寄せてきたペロ2の干渉、競合もどうにか収束したところで、計算中に50年前に爆発して停止したままずっと放置している葦原のタスクを発見し、これを使って破局を回避するコードを計算することになったエピソード。

破局まで残り20分と迫ってきたなかユンたちはメッセージのとおりラドンを振り切りつつジェットジャガーを使い、オーソゴナルダイアゴナライザーを手にしたユンを背にしてジャンプ台で飛び上がりゴジラの吐く光線を巧みにかわしながら東京駅にいるゴジラの元へと急いでいく。

特異点の上にあるシヴァでは一度はオーソゴナルダイアゴナライザーで封じていたサルンガの襲撃を食い止めるために擁壁を封鎖し職員を退避させていた。

一方でこの船を使って葦原は特異点が破局に成長する家庭に割り込もうとしていたところ失敗した跡であることがわかり、まずは船を修復することにしたが突如エラーコードが多数出現、計算距離が確保できなくなったために計算空間を過去方向に作っていこうとする…がサルンガに襲撃されてしまう。

さらに空間の歪みも発生し、船が直ったところでメイたちは身を守るために退避することになった。

計算結果に到達したペロ2は意外な答えに少し驚いているようだった。

そう、計算した結果、破局を回避するコードは存在せず、例の歌が聞こえてきたことで歌を調べようと提案したメイとそれを聞き答えは既に存在すると返すペロ2。

ペロ2が子守唄の聞こえる方へと向かうとそこには葦原がいて、ペロ2が持っていた道具の中からジェットジャガーを最強にするプロトコルが反応していたことで、これを起動させていく。

破局開始の時間が0に迫ったがコードはユンのところには送信されてこなかった、ジェットジャガーも飛べなくなりユンを振り解いて落下、そこにウパラでペロ2が起動させたジェットジャガー最強プロトコルが送られてきてジェットジャガーが巨大化して戦い、実は自分が子守唄の送信者で、破局に対抗できるまで何度も誕生を繰り返してきていた。

そしてジェットジャガーはオーソゴナルダイアゴナライザーを起動、ジェットジャガーが爆破四散するとともにゴジラは消滅、こうしてゴジラを含め世界各地に襲撃していた怪獣たちと人間の戦いは終結していった。

後にウパラではシヴァの連中がミサキオクから回収した巨大生物の頭部の骨をもとに、メカゴジラを作り上げていた。

さらにそこには行方不明になっていたはずの葦原の姿もあったのであった。

明らかにto be continued、続編を意識した締め方。

葦原なんでしれっとメカゴジラ建造現場にいて怪しげな笑みを浮かべてるのよ?あなた死亡したとも行方不明になったとも言われてなかった?

多分破局の回避方法の計算途中に自分も時空の海というかなんというか、説明しづらい空間へと取り込まれてしまったところに破局を回避するための方法を計算していたペロ2が来て、結果的に計算結果が出たとともに彼も現世に救出されたって流れになるのかな。

海がミサキオクから回収された骨はどうやらメカゴジラの頭部の設計に利用されたらしいな。

葦原が50年前に計算中に爆発を起こしてそのまま放置したタスクにあった船、何かに似てると思ったらそうだ、ビキニ環礁で漁業中、アメリカの核実験にあって被曝して帰還し、その後所有者が転々としたのちゴミ埋立地で廃棄されていたところを発見し、いまは東京新木場の夢の島に展示されてる第五福竜丸だ!

ゴジラ誕生のきっかけになった戦争末期の二度の原爆投下と戦後の米ソ冷戦時代の核実験、これらに対する抗議の念も込めて生まれたのが1954年公開の初代ゴジラ…そっからめぐりめぐって、アニメでSFを多量に混ぜ込んでみた当作品という歴史があるだけに心苦しいものがある。

そういう意味ではこの船の存在はゴジラの歴史の中でおさえておきたい要素だ。

そしてそしてなんと、破局を回避し、数多の怪獣の成長や動きを止める救いのアイテム、アーキタイプの13番目であるオーソゴナルダイアゴナライザーとはユンが発明していたジェットジャガーが進化したジェットジャガーPPそのものだった!

なるほど、そういうことだったのか!

なんで子供たちのじゃんけんをするときに筋肉の動きで何を出すかがわかるのかっていったら、実は頭脳により光の未来方向への屈折で1秒先の未来を見ていたからなのか!

1秒後この子はバーを出すからチョキを出そう!グーを出すからパーを出そう!それができるために必要なのがオーソゴナルダイアゴナライザーってやつだった!!

つまりはジェットジャガーそのものが何らかの方法で見つけ出したアーキタイプから作られたオーソゴナルダイアゴナライザーで、実はBBもメイも知らぬ間にユンの発明で完成していたんだけど誰もそのことに気がつけなかった、そして起動コードはオーソゴナルダイアゴナライザーの原料である紅塵でできたゴジラの放出したビームを受けること!

アーキタイプでできているゴジラが紅塵により成長するのなら、同じアーキタイプでできているであろうジェットジャガーも成長する、しかも人間の成長とは比べ物にならないスピードでってことなのか。

こーれは読めなかった、いままで何を考察してきたんだ私たちは。

そんな予想もできないオチを用意してきていたなんて。

(最後、ゴジラに立ち向かうためにジェットジャガーが巨大化するってのは多くの人が予想できていただろうが、こいつがオーソゴナルダイアゴナライザーだったまでは読めなかっただろう)

葦原もユンがオーソゴナルダイアゴナライザーでてきたジェットジャガーを建造することを予言していたってことになる。

ってことは、我々は結果的に見当違いのことを頭使って理論をこねくりまわしていたというのか!

でもこの結末をみた視聴者はかなり極端に高評価と低評価に二分されてしまうんだろうな、と思わずにはいられない。

破局を回避する方法は!?オーソゴナルダイアゴナライザーは完成するのか?ユンは?メイは?東京遊覧飛行は?お寿司は?破局を回避するコードがないだと?ってなってるところに、ジャジャーン、実はもうオーソゴナルダイアゴナライザーは完成していた、1話からずっと登場してきていたこの私こそオーソゴナルダイアゴナライザーなのだ!ってなったらあまりの突拍子に椅子から転げ落ちてスマホ投げつけたくなるでしょ。

あ、みんな待望のお寿司や東京遊覧飛行のシーンはもちろんありませんでした、それどころかメイとユンは1話以来、一度も出会うことなく終わっちゃった。

ちなみにあのユンが背負っていたオーソゴナルダイアゴナライザー、効果はオキシジェンデストロイヤーと同じく巨大怪獣を溶かしてしまう性質を持っているらしい、怪獣の姿がなかったのは溶けたためだろう。

終わってみて改めて冷静になって思った、これ、別にゴジラじゃなくても架空の怪獣に置き換えてしまっても別に良くね?ってこと。

出てきているのがゴジラである必然性は…ぶっちゃけた話感じられないんだよな。

ルパンである、ドラえもんである、孫悟空である必要あった?ってのもそんな感じ。

SFをやりたかったってことだけど、そのSF、謎解き描写が8割9割を占めていて怪獣と戦う描写が充実していたようには思えん。

ただし、それには我々が見てきたゴジラがずっと怪獣同士のプロレスだったり、怪獣の脅威にその当時の人類がどう立ち向かっていくか、そんな感じの作品ばかりだったからそちらに期待してきたってのもあるのかもしれんな。

そちらは特撮に任せて、俺らは俺らでアニメで作りたいものを作るってのは伝わってきたけどね。

ところで、後半のエピソードで散々言われてきた、75億人の人類における驚異のイベントであろう破局ってなんだったんだー??破局のタイミングになってもなにも登場人物の身の回りに変化なかったじゃない!!

そしてゴジラ出現中、東京中の人間はどこにいったーー??23区の人口は900万人、東京都民は1400万人いるんだけどそのへんの描写が皆無だったから東京の街がつい最近別な理由で放棄された廃墟のようだったぞー?このへんは必須の描写ではないのか!?

とツッコミどころは多数出てきてしまう。

とはいえ、エンターテインメント性で見ると下手な作品よりもおもしろかったし、謎を考察する楽しさがあったのもまた確か。

毎週期待して見ていたからね。

これ続編期待していいのかしらね、最後にまだまだ終わらせないよって描写があったしな。

あるとしたらまた期待して見たいと思います。

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