ゴールデンカムイ38話感想:トリカブトにはフグ毒、運には経験

2022年秋アニメ



ゴールデンカムイ第38話「繭」感想


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第38話感想

土方と牛山は関谷に与えられた毒を飲み、仮死状態で地中に埋められていた。だが、覚醒した牛山が外にはい出し、朦朧とした意識のまま徘徊。そこに居合わせたいじめられっ子の少年・チヨタロウと奇妙な関係を築く。一方、捜索を続ける門倉とキラウㇱは関谷から脅迫状を受け取っていた。関谷の要求は、刺青人皮と土方を埋めた場所の交換。しかし、折しも刺青人皮を持つ永倉は不在で、受け渡しまで時間はない。二人はどう動くッ!?
 用心深い関谷が指定した取り引き場所は、凍りついた阿寒湖のど真ん中。対して門倉たちは、取り引きに失敗したと見せかけて逃亡を図る関谷を追跡する計画を立てていた。だが、その途中で湖の下から牛山が出現。関谷が逃げる方向を変えたため、計画は失敗に終わってしまう。
 その後、牛山の上着から蚕の繭が出てきたのをきっかけに、土方の居場所が蚕種製造所だと判明。門倉が現場に向かうと、関谷は自分たちと土方の命を賭けて種繭雌雄鑑別器を使った運試しを持ちかける。門倉が毒を引いたのを確認し、土方を掘り出そうとする関谷。だが、経験と判断力で毒を克服した土方によって関谷は倒され、門倉も持ち前の凶運のおかげで一命を取り留めるのだった。

ゴールデンカムイアニメ公式サイトより~

前回の後半で網走を脱獄したという知らせが届いた箱館戦争を生き延びた設定の土方歳三や牛山、関谷にあとは看守部長の門倉も一期目二期目とガッツリ出てた重要キャラだから彼らの動きをちゃんと追っておかないといけないな。

そんな今作の土方歳三もガッツリと刺青争奪戦に参加している。

いやしかし年老いてもなお新撰組副長の貫禄あるなあ土方歳三。

そしてガタイのでかい牛山とかいう男も脱走したはいいけれど頭やられててオベンジョオベンジョ言ってるもんだからガキンチョからオベンチョって名前のアイヌ?扱いされてた、ちなみにその原因はチョウセンアサガオの毒である。

ということで今回土方歳三と前回脱走したことが説明された関谷、あとは看守の門倉の3人に着目すればいいかな。

アバンから中盤にかけては牛山も関連するギャグシーンも有りの関谷が門倉を追うシーンがメインだったけれど後半のとある施設において関谷が門倉に薬物を与える試練を与えたシーンからはシリアスになってた。

どうでもいいけれど門倉はホーケーらしい。

関谷がひたすらに毒物実験に明け暮れるようになった理由は娘がなにもまわりに障害物がないような平原での落雷で絶命したため・・・教会の描写があったのを見るに関谷はキリスト教徒かな?

だとすると・・・神はなぜ自分の娘の命を落雷で犠牲にする選択肢を選んだのか?そもそもそれはあのとき避けようとしても絶対に避けられない授けられた運命なのか?ってところから、めぐりめぐって毒物で運をはかるマッドサイエンティストみたいな思考になったみたいね。

しかしまあ関谷、彼だろ?土方歳三と牛山を埋めたの、コイツが実は一番強いんじゃないのか??

新撰組の副長であったお方を一度は埋めて毒物実験したっていうんだぜ?

最終的には関谷は判断力に優れた土方歳三にキルされてしまったが「運」にとらわれた男が生き抜くためには「運」だけでなく経験とそれによる判断力も必要だと自らを否定されて殺害される結末を迎えてしまうっちゅうなんちゅう最期の遂げ方だったんだ・・・

時代が変わると過去の経験が通用しなくなるほどに世の中が変わっていってるがそれでも運を引き寄せるには経験が重要だから。

マッドサイエンティストみたいなことやってらんないから。

土方歳三の言葉は現代におけるなにかに挑戦する前から世の中に文句ばかり言って経験を積む気はないし努力は嫌いだからする気もないけど幸運だけはほしいような人間に対する文句のようにも聞こえてくるね。

運を引き上げるためには挑戦、経験、失敗が必要なんだけど、挑戦してない人の運って良くならないんだよね。

最後はもはや戦闘経験の差がモロに出ていたらしい、土方歳三は佐幕派(新撰組)として京都の街を警備し果ては戊辰戦争にて明治新政府軍に必死に抵抗した戦歴があるが、関谷は戦場に立った経験はないだろうから。

戦争を戦地にて生き抜いてきた人間はもはや運は運でも悪運がめちゃくちゃ強いのだ。

だけどさ、脱獄犯を追ってた門倉とあと土方歳三がトリカブトと事前に飲んでいたフグ毒の作用で生き残れたってのはちょっとそれはご都合展開じゃないんでしょうか…

なんでふたりしてそこだけ凶運を発揮してるのさ。

なにそのナレ死の逆でナレーション生還。

力強い立木文彦のナレーションが響き渡ってたからね。

逆か、彼らも薬物知識があったからこそ生きられたのか。

土方歳三は生家が石田散薬って薬売りなのは史実通りだからね。

最後の最後にご都合展開があったけれど、幸運を引き寄せるには経験や挑戦が必要だ、それをひしひしと土方歳三や門倉から感じさせてくれた。

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