逆転世界ノ電池少女1話感想:オタクをもっと丁重に扱えと言いたいだけの作品

2021年秋アニメ



逆転世界ノ電池少女第1話「きみと(出来れば)逆転したい!」感想


前回の感想記事

TVアニメ「逆転世界ノ電池少女」公式サイト
実力派スタッフが送る、世界が”逆転”するオリジナルアニメプロジェクト TVアニメ「逆転世界ノ電池少女」1/26 Blu-ray Vol.1 発売

第1話感想

1話きりだけどあえて感想を書くことにした。

いきなり令和が訪れなかった日本、なる世界観が開示された当作品。

そんな設定であることを知り、改めて今期なんでここまでロボットものが多いのかふと考えてみたんだけど、たぶんアニメ制作者はロボットの力を借りて荒廃しきった政治に対する批判をしたいのではないかと考えている。

当作品なんて特にそうだ、「令和が訪れなかった日本」なんて見事なまでに直接的な表現をしてきてるからね。

他作品が多少なりとも現実の世界とは異なるパラレルワールドを舞台にしてるのに、「令和」なんて固有名詞出してる時点でそういう意図が込められた作品であることがすぐ分かる。

いっとき当時のアメリカの大統領だったドナルド・トランプみたいな見た目をした(多少改変されてるけど)政治家や、彼のような保守的な思想で過激な発言をする政治家が描かれることが多かったんだけど、それの延長でこんどは原作ものを借りる、あるいはオリジナルアニメを作って自分たちの強い力でもって政治家や閣僚のような上層部にいる権力を持った人間を直接粉砕したいのではないかと思うようになってきた。

じゃあなぜロボットものにしたのかと言うと、数年前の作品ではドナルド・トランプみたいな人物を出して批判してたんだけど、それではどうすることもできなかったから人間の力だけではダメで、巨大なロボットの力を借りているんだと思う。

で、その根っこにあるのはいつまでたっても何年たっても一向に改善されない、それどころかどんどん悪くなっているアニメ業界の給与体系にあるのかなーと。

監督ですら月の給料は同じ年齢のサラリーマンよりも安いところがあるからね。

自分たちは安い給料で働かされているのに政治家は国会で寝ていても、ろくな政策を打ち出さなくても高い給料をもらっている、そんな世の中は許されない、お前たちの給料を俺たちに分配しろ、最終的にはこの日本を破壊してしまえと公衆に向けて理論ではなく感性に素直に訴えかける実に文化芸術系の人間に多い左翼的な思想がガッツガツに出てきてますな。

でも冒頭から2年位前に放映されていた某ア○ダマドライブなる作品と酷似した世界観が見えた時点で「そりゃアニメ業界も衰退するわ」って思えてならない(今期の他のアニオリ作品とも似てるしな)。

アク○マドライブ、サ○ガン、当作品は全部アニオリ作品なんだけど、冒頭に提示された光景が暗い夜の世界に浮かび上がる数十年前の雰囲気を思い起こさせる古めかしいド派手なネオンサインでどれも共通しているのは、ああ、今は真っ暗な世の中だけど昭和は人々の心も豊かで良かった、バブルは遠くなりにけりって50代くらいになってるであろうベテランのアニメ監督が回顧してるんだろうね。

結局のところ二番煎じ三番煎じにしか見えない、似たりよったりな雰囲気になっているのが笑えてならないけどな。

政治批判をしたいと思しき世界観と、文章にしてみると実はあまりにも幼稚過ぎる内容にちょっとヘドが出そうなんだけど。

なんだ、ガランドールの動力源は真国では違法になっているというサブカルというかオタク魂で最も好きなアニソンをかけるとたちまち力がみなぎってくるって、つまりはこれ「国はいまの日本の経済を動かしている、その動力源であるわたしたちオタクをもっと丁重に扱え」って言いたいだけだろこれ。

そもそもガランドールを含め出てくるロボットの見た目がどれもヤ○ターマンみたいだったしな。

昭和の軍国主義が再興したみたいな設定だったのは、やっぱり制作者の価値観が昭和50年代くらいのままずっと止まっているってことなんだろうね。

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