平家物語4話感想:徳子ご懐妊と重盛の死

2022年冬アニメ



平家物語第4話「無文の沙汰」感想


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第4話感想

ながらくお子を授かっていなかった徳子には待望の男子がお生まれになった一方で盛子や重盛がはかない死を遂げてしまった。

そんな生と死が描かれたストーリー。

しかも意気揚々とさらなる野望に燃える清盛よりも先に重盛があえなく病没する、本当に熊野行脚で神様に祈願した通りのことが起きてしまったっていうんだもの。

この世からの去り際に維盛のお召し物は濡れてひっついて喪服のようになり、曼珠沙華(ヒガンバナ)が花開き沙羅双樹が儚くほろりと落ちるもんだから重盛の死はこの後に必ずや起きる平家の栄華の終わりの予兆として不吉さだけが際立っているね。

清盛の葬儀の時に携える無文の太刀を息子に託すところなんて、重盛は夢にまで見るくらいだもの、平家も先は長くないだろうと悟っていると考えると涙が出てくる。

清盛は徳子に待望の男子誕生でますます平家の栄華は潰えることはないだろう、と自画自賛する一方でつむじ風で壊滅的な被害を受けるも復興さえままならなく屋根さえないオンボロの家で暮らすしかない京の人々からは恨みを買っていることにはまったく気づかず。

これではいけない、人々から反感を買ったら終了のお知らせだ、もはやすでに平家の栄華はシロアリに食われた家のように柱や土台がグラグラになっている。

そして重盛の死を傍で琵琶を弾きながら見送るしかなかったびわは未来が見えても自分一人では変えられない、そんな無力感に苛まれるようになってしまったようで。

そのうえで拠り所としていた人物が亡くなってしまったと考えると…だからといって重盛の息子たちとの関係は良好だから屋敷から追い出されて浮浪者になることはないんだろうが未来が見えてるのに何もできずただその様子を見るしかないのを考えると、未来ってなんなんだろうって思えてくるわな。

しかし今期は見える未来は変えられないとか過去は絶対に改変してはならないとかその手の作品がうまいこと揃い踏みしてるよな。

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