平家物語6話感想:何の偶然か頼朝の見た目がアッチそっくり

2022年冬アニメ



平家物語第6話「都遷り」感想


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第6話感想

あっち佐殿を大泉洋が演じているもんだからこっちの佐殿も大泉洋に見えてくる不思議。

なんてったってこちらの佐殿も面長だからね。

しかも担当声優が杉田智和とキワモノが担当してるしな。

そらあなた伊豆に流罪になるし石橋山の戦いでも大敗北するわって顔してるし、この顔では北条政子を妻に娶れないし(でもすでにこの時点で婚姻後)、なんで何の偶然があって面長の造形で一致するのよ!

「本当に?」なんて口癖、あちらのモジャモジャ髪のもう50近い(1973年生まれ)年齢の北海道出身の俳優なら新千歳までの車中で言いそうだもの。

さて、今回は清盛による福原遷都から富士川の戦いに至るまでが重盛キッズ視点で描かれた。

ひたすらに重盛キッズ視点で描かれたので頼朝が伊豆で挙兵後に起きた石橋山の戦いの様子は「北条時政と伊豆を出たが平家の軍と戦いになり敗走していった」とひとこと語りでまとめられたのみ。

源氏は重要な人物なんだけれどもこの時点ではみな脇役の一人にすぎない。

通称ナレ死ならずナレ負けとも言うのかな、厳密に言うとナレではなく登場人物の語りになるんだけれども。

ということでさっそく今回の主役である重盛キッズの話に移ると、彼らは笛や今様のような芸術についての教養はあったが戦いについては知らなかった、それは清盛ら親祖父世代が戦って戦って勝って勝ってもたらされた栄華を享受するかたちで戦いではなく芸術についてをずっと教え込まされてきたから。

ここ最近は戦うことよりも政治、政局の方に重点的になっていたからね、つまりはこちらから戦いを仕掛ける理由は勢力を拡大する以前に政治で実質的に自分たちが実権握っているから存在しない、なので維盛世代の面々は戦いよりも教養のほうが重んじられてきたってこと。

清盛も自分たちの栄華は続くだろうと本気で思っているしな。

ホラ、これまでのエピソードで他の勢力との大きな戦いは一度も描かれてこなかったでしょう、清盛や後白河法皇らの企てによる政変は何度も繰り広げられてきたけれども。

じゃあ戦いを知らない人間にいきなりお前がこの度の戦いの総大将であると伝えられたらどうなるかっていうとどう考えても怖気づくしかないのである、なぜなら戦いの素養を全く持ち合わせていないからだ。

斎藤実盛は坂東武士の話で維盛らの戦意をかりたて鼓舞させる目論見だったろうが全く逆にはたらき、水鳥の羽音で夜襲をかけられたと思い込み一目散に逃げていくさまははたから見ると滑稽に見えてならないが当事者からしたら今まで戦いを教えられてこなかった人物が本気で強い武士が20万もいることを知り死を覚悟したから戦わずに逃げることを選んだ、そのように考えるのも仕方ないっちゃ仕方ないのかなあ、この人たち一度も戦ったことないし戦いの様子を見たことすらないしね。

とはいえ維盛たちは源氏の急襲で俄然戦いを覚えないといけなくなったのは事実、もはや今様や笛、色恋沙汰なんて言っていられなく突然討つか討たれるかの瀬戸際に立たされた。

一方でこれまで清盛ら平家により討滅されてきた人物になるのかな、彼らの怨念が物の怪となって襲ってきた演出はこれまで隆盛を保っていると思ってきた平家が名実ともに下り坂になっていくほんの序章に過ぎないって意味合いになっていくだろう。

いやしかし京から福原への遷都、これも未来人のわれわれから見たら敗走して落ち延びて肩を寄せ合っているようにしか見えないんだよな、清盛からしたら真逆で、これから平家は一箇所にまとまることでさらに勢いづくだろうと思ってるんだろうが。

なぜかというと京の人々や寺の面々も平家の傍若無人っぷりを見て反乱を何度も起こしているうえ、徳子や高倉天皇を含めた多くの人間は首都でなくなった京にそのまま残っているから。

つまりは政治的軋轢から逃げるように平家の面々は京を去っていったってこと。

どう考えても敗走になるでしょうこれを見たら。

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