平穏世代の韋駄天達第1話「平穏」感想
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第1話感想
2021年夏クール、クール教信者が原作に参加する作品3作目。
ちょ、平穏って言うけれどどこが平穏なのよって展開だった。
主人公たちは800年前に魔族を激闘の末に封じ込めた韋駄天と呼ばれる神の末裔みたいな存在。
脳筋のハヤトと知能のイースリイ、それと情報入手がめちゃ速いポーラの3人がメイン、そしてハヤトの師匠は800年間修行を続けるやけに暴力的なリンだ。
イースリイは秀でた知能が買われたのかどこかの組織に所属していることも示唆されている。
どうやらこの韋駄天たち、人間のような見た目でも人間ではないらしい、心臓が貫かれても生きているってことはつまりは心臓自体が存在しない、だから彼らは思念体みたいなものだろう。
そして韋駄天の名の通り足がきわめて速いのが特徴的、地球一周9時間半は光の速さにはとうてい及ばないが、単純計算した結果、マッハ4は出てるらしい。
ハヤトたちが魔獣に対抗してるとき博士すんごい発言してたよな、いや確かに言ってることは正解なんだけれども、なんだ、ゆとり世代は戦争があった時代を知らず平和ボケしてるから戦い方も知らないって。
これ、つまりはゆとり世代はうっせえわなんかに共感してないで立ち上がってみろよ、令和の時代に待ち受けているのは椅子取りゲーム、ライバルは周囲の人間全員だって言いたいってことだろ?
それ、完全に正しいからぐうの音も出ないんだよなあ。
しかもその椅子取りゲームはすでにはじまっている、同一労働同一賃金制度が大企業で導入されたあたりですでにはじまってるのかな。
その博士、正体はロボットだったね、800年前のことを知ってるってことは、誰かの記憶を脳ごと埋め込まれた存在だろうか。
こちらは魔獣の生き残りを復活させようと企んでいるあたり敵ポジになりそうだ。
それはさておき、ラストの戦で燃え上がる都市の教会にて神に祈りを捧げるシスターが敵国の軍人どもにお召し物を引き裂かれてことごとく×されるって引きは衝撃的だったな。
シスターは生涯純潔を誓った女性でないとなれない、だから彼女も純潔なんだろうけれども、そこに血が飛び散る演習を入れることで私の純潔ははかなく、あっけなく、汚い男達により無惨にも散らされたってのを印象付けている。
そしてこのシーン、よくよく見ると誰も助けに来ないのな、本編でさんざん魔獣に対抗する韋駄天たちの活躍を描いてからのこれよ、だれもかれも教会の中で行われてるおぞましい行為を知らないってのもあるかもしれないが、助けに来ないのは意図的なのか否かだよ。
シスターやで?純潔やで?人間同士の戦いが起きてるんやで?
もし意図的に助けに来ないとしたら韋駄天達の本性は常に魔族だけを見ていて、飢えてる軍人たちに○されてるシスター(を含む人間)を見捨てる非常に鬼畜だってことだからね。
とりあえずは先の話も見ることにしようか。
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