平穏世代の韋駄天達第3話「飄」感想
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第3話感想
実はこの世界には魔族の長、要するに魔王が存在することや現状の魔族と韋駄天たちの強さの対比を示したエピソード。
とともにリンはなぜに他の韋駄天たちとは比べ物にならないくらい強いのかも明かされた。
つまりはリンは韋駄天の祖父からずっと甘やかされて育ってきたが、その祖父が死んだか何かで目の前からいなくなったことで生まれた不安や恐怖心を完全に打ち消すために極端に強くなるまで修行した…
リンにとっちゃ次に出てくる魔族がスライムレベルなのか、ラスボス倒した後に出てくるオマケ要素の隠しボスレベルなのかどんな強さの魔族が出てくるからわからんが、わからないから極限まで強くなってどんな強さの魔族にも応戦し常勝できるようにしようっていう考え。
まあ人間なら不安なんて誰しも持つ考えだからね、その不安対策として逃げるか戦うか、いままで戦いを経験してきたことがある人間といない人間とではこうもマインドが異なるのか、ってのは世界的に起きているアレでも痛感している。
600年の修行の成果がどれほどのものなのかが具体的なところまでは分からないから、視覚化させるために魔族側からニッケルが用意されたと言えよう。
いまじゃ魔族もいないし修行をしてもまあまあの強さがあればそれでいいじゃないか、と考えている現代っ子韋駄天にとってはニッケルも歯が立たない強敵であり、脅威の存在にみえていたみたいだけどな。
魔族との戦いでなくても、戦う、競うことを知ってる奴と知らない奴じゃ目の前の存在と戦うことに対する考え方はこうも違うってことよね。
ということは、これまでは最高の強さとして描かれてきたリンの強さが今後のストーリーでは最低ラインになるってことか、これではその強さに至っていないハヤトたちは全くついていけなくなるだろうがついていくしかない。
一気に強さの最低ラインが引き上げられてきたが、これはよくよく考えたらこれからはお前が弱い者を守れっていうリンのじいちゃんの教えの成果でもあるんだよな。
俺TUEEEにならないように注意深くみまもっていこう。
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