HIGH CARD第1話「ONE SHOT」感想
アニメ公式サイト

第1話感想
金髪の青年、フィンは持ち前の視力の良さを活かし生まれ育った孤児院を地上げ屋から救うためにスリで生計を立てていた、だが質屋は盗品だからと買取を拒否、彼が持ち歩いているカードを要求したがそのカードはフィンが大事にしているものであり売る気は一切なかった。
ならば一攫千金を狙いにカジノのポーカー(テキサスホールデム)を嗜んでいるとラッキーランチマンを名乗る男が勝負を挑んできた、しかも彼は強い手役を次々出してくる。
ボロ負けしたフィンは再び彼のプレイするスロットは忍び込み差し込まれたカードを抜き取ろうとするも上からスタッフの持つ食器類が落ちてきたり他の客とぶつかったりして失敗(ついでに男は高い役を当てた)、黒服からVIPルームにお呼ばれしたところおもにグローブを重点的にボディチェックを要求された。
そこからフィンの目の前で黒服のスタッフ及び赤ジャケットの青年、クリスによる男の所持するカードの奪い合いへと発展、その際男は背中から心臓を撃たれ息絶えた。
フィンは場から立ち去りぎわにクリスが奪った男のカードをさらに奪うなりついにカーチェイスに発展、事故で燃え盛るクルマを背景に銃を生成し黒服に向かって一発発砲した。
そしていよいよ、クリスとフィンが対峙した。
HIGH CARDとは日本語に直すと「役なし」の意味、ポーカーでワンペアツーペアのようなどの役にもならなかった場合持ってるカードのうち一番高ランクのカードを示す際に使われる言葉。
なので実戦ではだいたいクイーンハイやキングハイとかエースハイあたりでプレイヤーのカードの優劣が決まることになるだろうか。
テキサスホールデムの場合猛者ならばたとえ手役が弱々なハイカードであってもあたかもいま俺は強い役を持っているとブラフ(ハッタリ)かまして高額ベットして他のプレイヤーを降ろさせ勝ちを取りに行くことが多くけっこうスリリングにプレイヤー同士の心理の読み合いがなされる。
HIGH CARDのもともとの意味の解説はこのくらいにして、トランプ×異能力バトルっちゅうなにやらおもしろくなりそうなならなさそうな作品を見つけた。
賭ケグルイの原作者が参加し、ルパン三世を手がけたスタジオがアニメーション制作とあって力は入っている。
さて、本編はボスからの命令、あるいは地上げ屋に狙われてる孤児院を救うため金稼ぎの材料としてなにやら異能力を引き出せるトランプを幾人かの男たちが奪い合う話。
フィンとかいう主人公が大事に持つカードがもたらす能力がなにもないところから銃を生み出すことって安い能力にしか見えないんだが??かたや望む未来をもたらしてくれる能力や対象をビー玉に変えてしまう能力を手に入れた輩までおるんやで。
なにもないところから銃を生み出す、拳銃でも火縄銃でも水鉄砲でも生み出せるってことになるんならわりとつよつよ能力に発展できるが果たしてどうなるのやら。
あと、あのカードで命拾いをした経験もあるっぽい描写もあったことから案外防弾チョッキみたいな防具も生み出せるとか?
それならあのカードの強さがかなり増してくるぞ。
フィンの悲惨そうな生い立ちや地上げ屋に潰されそうになってる孤児院の行方と機になるところも多数あるしな。
次回の感想記事

コメント