HIGH CARD第2話「MAKE A CHOICE」感想
前回の感想記事

第2話感想
スリで金を稼いでいたフィンは一攫千金を夢見てカジノに赴き、そこで自身が大事に持っているのと同じ「カード」の奪い合いをきっかけに赤いスーツの男、クリスに追い詰められた末なかば強引に彼が勤める老舗自動車メーカー、ピノクルの営業見習いとして入社することとなった。
さっそくフィンとクリスは朝早くから最初の仕事に赴いた、ターゲットは現金輸送車を奪い逃走中、フィンらはカードの能力を用いて現金輸送車の後を追うとなんと車から飛び出てきたのは先ほど立ち寄っていた気弱なレストランの店員の若い男性だった、そう、彼もハートの3、ロッキンロックのカードの持ち主だったのだ。
ふたりは港にてターゲットを追い詰めクリスはクルマごと彼を海に落としてカードを回収しようとするがドアがうまく開かないためフィンの銃で窓ガラスを割ると無事に脱出し彼の身柄拘束に成功した。
あれ、52枚のカードをめぐる男たちの戦いがはじまるのかと思いきやよりによって主人公が高待遇を提示されたのかさっきまで対峙していた赤いスーツの男の勤める会社に入社し、あろうことかそいつとバディになって活動するようになる、なんともしょっぱい展開になっていたんだが?
とはいえフィンやクリスも所持し、一自動車メーカーも狙うカードの説明がなされた回でもあった。
フィンたちが持ってるカードはエクスプレイングカードと呼ばれトランプとカタチは同じであるが、カードに選ばれた人間=プレイヤーだけが特殊な能力を使えるようになる、そしてカードはフォーランド王国の各州に散らばっているが悪事に使われないとも限らないため国王はピノクル社に全てのカードを集めるように命じた…さらに、王国最大のマフィア、クロンダイクファミリーもカードを集めて回っているという。
これが大まかなこの作品の設定説明。
まあ艶父(PS2用ゲーム、恋愛シミュレーション私におまカフェに出てくるヒロインの父)みたいに謝り続けている気弱そうな男が実は借金返済のために悪い組織に入って手を染めるカード持ちだったって流れは意外性あって良かったけどね。
あと、やはりトランプのポーカー要素もちゃんとあるのか序列があって2のカードが一番弱いらしい、つまりは逆にいうとAのカードが一番強く、実は持ち主が発見されていないだけでジョーカーもどこかに2枚あるってことかな?
ハートの3を持ってたあの気弱な男よりも弱いスペードの2のカードを持ってるフィンが不憫でならないが、まあ確かにフィンの特殊能力が無から銃を生成させることだけだからね…それはほゆまに能力と言えるのか?ってくらい弱々なんだけど、強くなるのかどうかだな。
次回の感想記事

コメント