HIGH CARD第4話「SAMURAI GIRL」感想
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第4話感想
ピノクルの女性社員、ウェンディはスペードのエースのカードに選ばれつつ武士道精神を貫く父の生き方に憧れ孤高の道を生きていこうと心に決めていたが現実はそう簡単にはいかず、寝坊で遅刻しフィンの歓迎会でも酔い潰れてしまう始末であったが、クリスが来店していた銀行に強盗が襲来したことで状況は一変し会社から出動を止められていたウェンディも含め全員強盗を追跡しに急行する。
ラブアンドピースを発動させたウェンディは抜刀前の刀で4人抜き、だが仲間の一人、ヴィジャイが強盗犯から後ろから刺されただけでなくその強盗犯はハートの4、複製の能力を使い始めた。
ヴィジャイにより場に5人だけが分裂できることに気づいたウェンディはついに伝家の宝刀を抜くと彼女はたちまちセクシーな人格な悪魔の殺人鬼へと変貌し強盗犯を逆に追い詰めていく。
だが彼女を止めるものは誰もいなかった、そこにフィンがかけつけ銃を用いて彼女が装備している刀を吹き飛ばすとウェンディは元の人格に戻った。
すでに第2話、ピノクル社の社内のシーンで登場していためちゃめちゃ美人な同社の紅一点、ウェンディの紹介回といった雰囲気。
前半、流しには洗ってない食器が放置され、空のお酒の瓶もそのまんま、朝はスヌーズかけないと起きられず、通勤は急ぐあまり地下鉄の排気にやられなにかとつまずいたりぶつかったりバスに乗り遅れたりとハプニングだらけ、他の社員と飲みにいくと一人大酒飲んで酔い潰れるようなポンコツみもある女が実は52枚のカードの中では最強とされるスペードのエース持ちっちゅうなんたる格の違いを見せつけてくれた。
どんなにレベルの高いハイカード持ちも側から見たらひとりの人間であり、そこらのモブと変わらない見た目だよってのを表しているかな。
そんな立て続けに何もかも災難続きの通勤なわてそうはならんやろ、なっとるやろがい!!
でもスペードのエースですら使える能力は何もないところから刀を生成することってそんなんでいいのか??ってのはある。
それ、フィンのなにもないところから銃を生成するのとなんら変わりないやん!って感じ。
その平凡な能力のどこに父ゆずりの孤高の道があるとでも!?
まあその刀が某石川五エ門の斬鉄剣ばりにヘリコプターや金庫をも斬り、刀を抜くといきなり胸の大きさが変わり人が変わったかのように色っぽくなり殺人鬼になるっちゅういろんなところの攻撃力の高さを見せつけてはくれていたけれどね。
さしずめ峰不二子系?まあその峰不二子は殺人鬼ではないけれども。
つまりはあれかな、強いカードを使いこなすには使用者にもカードの強さに見合う精神力や実力が伴ってくるよってことかな。
おそらく実力が上がればラブアンドピースに心を乗っ取られなくて済むのかもしれない。
確かに彼女にカードを使わせてはいけなかったな、「ラブピさん」って敬称つけて呼んでるくらいっていうんだから。
そしてもはやみんなして銀行強盗というか分身男と戦っているもんでカードの奪い合いはどこへやらって感じもあったかな。
たしかに分身男もハイカードの持ち主ではあったけれどもカードの奪い合いしてなかったじゃないか。
キャラ紹介もいいが、本来の目的を忘れちゃーダメではないのか!?
そしてクリスは初対面の際にすんごい先輩ヅラ吹かせていたけれど案外ポンコツだった??
フィンに自動車の営業で追い越され銀行強盗の現場にも居合わせていたし銃打つのもフィンに取られていたし悪い意味で見せ場しかなかったじゃない。
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