異世界おじさん第8話「俺の知る最強の生物に変身して切り抜けたんだ」感想
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第8話感想
SEGAのゲームを応用してアリシアらと協力し村のゴブリン討伐に協力したおじさんであったがやはりルバルドラムの結界の件で記憶を消したために三度目の遭遇の際にゴブリンやオークに間違えられ襲われるも再び加入し古いほこらの魔物討伐に参加、その際、先のゴブリン退治で功績が認められアリシアは伝説の勇者として讃えられるようになっていたことや、3人が幼なじみであることを知った。
彼らの旅に同行したおじさんは深闇の迷宮を攻略するもその時のおじさんに関係する記憶も消去、3人だけでダンジョンを攻略したことになっていた。
アリシアたちにモンスター討伐を依頼し、実力に見合わない伝説の勇者の称号を与えた王国の陰謀を解き明かすためにおじさんは暗躍し中世の人権意識の低さをおじさんが中二の時の担任の先生に変化してまで現代の倫理で論破していくもことの発端がおじさんだったためについに何もいえなくなってしまった。
その後、どういうわけか待遇の良さから王国の正騎士に採用されてたメイベルとおじさんは戦うことになったが両者とも幻影であり本人は影で仲良く応援していたがこっそりとメイベルは司祭に操られてしまい実体同士も戦いに突入、だが司祭の目論みがバレたことで戦いも終結、おじさんの教育の甲斐もあり軍力が増強された。(その後メリベルは解雇された)
三ヶ月ぶりに異世界おじさんの新規エピソードが帰ってきた!!水曜日から金曜日に放映日が移ったけどな!!
おじさんの異世界語りは前回よりツンデレエルフからアリシアたち、駆け出しの冒険者パーティーの話へと移行。
おじさんまーたアリシアともフラグ立ててた、やはりこの世界は弱肉強食だから見た目はオークでも強いとモテるんだろう、現代だとその強さは戦力ではなく経済力になるけどな。
そういえばしれっと会話で出てきていたけれどたかふみの両親は離婚どころか一家離散してたねってのを思い出した、理由は昏睡状態のおじさんの処遇をめぐりっていうこの世知辛さ。
そして私も中学の時まで教室にクーラーはなかった世代だ、高校の時のぼろ校舎にもかかわらず完備されてたクーラーはそれはそれは水にも勝る清涼飲料水だったなあ。
メリベルあれから完全に職が見つかっていきがってるニートになってて笑ったわ、素行不良で解雇されるオチまでついててなおさらね。
でもこれ、会社と労働者の関係はこっちがフツーで日本の企業が特殊なのかな、だから解雇規制や内部留保、持続化給付金がなかったらTwitterで文句言ってる奴らみんな解雇されまくりでいまごろ大量の人間が路頭に迷ってるだろう。
年功序列も崩壊したいま、会社からはやすやすと解雇できない分賃金を上げないっちゅう「待遇気に食わないなら自己都合で辞めろ」ってメッセージが与えられ続けているんだけどな。
本題に戻ると、強キャラの力を借りてまで中世のファンタジー世界の倫理観を現代の倫理観でベラベラひろ○きよろしく論破するのってそれってアリなのか?
まあ確かにここの王国軍がやってることはドス黒かったけどな、軍の予算拡張のためにアリシアら駆け出し冒険者に依頼内容を偽ってゴブリン討伐をさせたり実力に見合わない勇者に任命させたりとなんだかはちゃめちゃ、めちゃくちゃなことやってたからね。
つまりはアリシアらをもてはやすのは単に司令が軍拡しろって自分たちの主張を通すための犬死に要員にすぎないため、ってことだけどこれよくよく考えてみたら戦乱が起きまくりな中世だと軍内部での派閥争いというか勢力争いというかなんていうか、中世ファンタジーのフィクションものにおける軍ではよくある話なのよね。
だからおじさんの現代倫理観での論破はそれのアンチテーゼになってるってことか、どうやって論破したのかはもののみごとに省略されてしまっていたが。
司令がすっかりおじけづいてしまうってことは相当正論を吐かれてしまったんだろうなってのがうかがえるが想像するに教師は日○組の思想(左)に染まっていて戦争反対!軍拡なしでも酒飲んで話し合いで解決できるだろ!って感じでSEA○Dsよろしく平和でも訴えられたんだろうか。
90年代も今もそうだけど日○組の力めちゃくちゃ強いしな、私も沖縄戦の悲惨さの面だけを中学のときに国語教師からプリント配られてまで語られた記憶があるぞ。
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