かげきしょうじょ!!第3話「クマのぬいぐるみ」感想
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第3話感想
今回は歌劇の話ではなく、主に愛が男性不信になった理由が掘り下げられたエピソード。
まずは、体型管理も指導の一つ、入学できたことに浮かれてつい食べ過ぎて太ってしまうようでは大舞台に立つ女優になんてなれるわけがない、と厳しい視点で山田彩子が指摘されてしまった。5km太ったらクビなミステリーキッス(オッドタクシーに出てくるアイドルユニット)の存在もあるし、アイドルやモデル、女優はとかく体型には厳しいのだ。
彼女が男性不信になった最大の理由は小学校の時に一緒に住むことになった母親の愛人男性から性的に見られ、さらに、突然キスをされたことであった。
今回登場してきた大人たち、親類のバレエダンサーの男、太一と女講師以外揃いに揃ってやばいのしかいなかった。
愛にガチ恋したっぽいいらすとやで見かけた一昔前のキモオタくんもそうだけど特に愛人、お前が一番危ない、なにが危ないって、娘になった子を性的な目で見るロリコンだったこと、母親が長期ロケで不在の間に気に入られようと料理用意するところからまず気持ちが悪いのにあれ、下手すると下半身を露出して部屋のドアの前に仁王立ちして、行為にまで至ってたぞ。
見た目がよろしくないおっさんから舌を入れるキスを無理矢理されたことさえ幼い子には一生残るトラウマものだって言うのに。
あれは純粋無垢なか弱い乙女も表情筋が動かなくなるし男性不信にもなる、だからそう見るとやたらと生々しさが感じられた。
母親もダメだな、男運はないし、娘が愛人から何かされそうな恐怖感を「自意識過剰」と切り捨ててるし、アレ、母親が自意識過剰だから娘も同じ性格を受け継いでるだけだろう、そんな考えでああ言ってるんだぜ。
「私が選んだ男が悪いことをするはずがない」って一度離婚してるからこそそのように考えるようになってしまったかなあむしろ。
よく言うと自信家、悪く言うと自意識過剰。
娘に無理解なのもそう言うこと。
自意識過剰だから自分のことしか頭にないってやつ。
そんな母親のもとで一生残るトラウマ持ちの女子が理由は理由だけど、難関の紅華になんの因果か一発合格して入学しているっていうんだから大したもんだよ。
キモオタはお前なんで東京から歌劇学校にまでわざわざやってきちゃうんだよ、妙に行動力があるのがオタクなわけだけど…
彼の様子を見る限りでは危険ではなさそうだが、かなり警戒していたのは昔のトラウマを思い出したのと、自分を追って神戸までやってきちゃうような過激なオタクは本当に何してくるかわからんのが両方あるからだろう。
やはり能面と言われてる愛の表情筋を動かすのは底抜けの明るさが突出しているさらさになるかしら。
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