かげきしょうじょ!!第6話感想:さらさはトップにはなれない!?

2021年夏アニメ



かげきしょうじょ!!第6話「スターの片鱗」感想


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第6話感想

ずっとさら…渡辺さん呼びだった愛のさらさ呼びがようやく実現できた、おめでとう!

なにこの振り戻し方、一度反発するとのめり込む時はどんどんのめり込んでしまうのか。

一度とある人間についてよろしくないところが目立ち大減点の評価をすると、いや本当はそんな人ではないのではないか?と魅力を見つけ加点するときの勢いが止まらない、人間あるある。

とともにさらさのことを東京で見守る人物が彼氏であることも明かされた、まあ当作品の場合はラブコメ要素はないので登場人物に彼氏がいても気にならないだろう。

おおおおっ、演技実習をさせることで先生から現状の演技に対するダメ出しがなされる回ときたか、さらさには辛辣な言葉が浴びせられようとしてたね。

確かロミオとジュリエットって戯曲だから、いざ演じようとするとなかなかにむずかしい作品だったはず、だからほぼ演技未経験の彼女たちにいきなり高難度の作品を課題にする先生、かなりのやり手。

むずかしい作品だからこそ演じるとはなんなのか、本質的に理解ができるってことになるってことでもあるけどね。

そもそも座学で1年かけて本質的な演技の理論を学ぶってのも立派な学びなんだけど、なんも知らないのにそこすっ飛ばしてもダメよ。

1年かけて演技論を教えてくれるって99.9パーの人間にはできない貴重なものだからね。

舞台やドラマ、映画のみならず人はなぜストーリーがある作品においての役割を演じるのか、俳優にも演技派、実力派、個性派なんちゅうカテゴリーが生まれるのか、主役でなくても名脇役として知名度が上がるのか、あるいはインフルエンサーのように何者かになりたいと思うのか、それらすべてを理論に落とし込めるなら心理的なところも含めて知りたくない?個人的にはめちゃ知りたい。

他者の演技を完コピできる能力を持つ彼女が何を言われるか、申し訳ないがおのずと読めてくる。

まず、映像というか、上映されている舞台というか、それを見ただけで他者の演技がコピーできるのは立派な才能である、というかチート能力にも似ている。

今回もDVDで見た紅華の舞台であるところのロミオとジュリエットの映像、当然主役はトップがなるものであるから、さらさの演技はトップスターの演技をやっていることになる。

だが、コピーをできるからなんだっていう話だ、誰が他人の演技をやれと言ったって話よ。

たしかに他者の演技を完コピできるのは天才的な能力であることは認めよう、彼女はずっとおっしょうさんから歌舞伎のお稽古をつけてもらっていたからな。

場の空気を一瞬で変えてしまえる演技は見事だ。

だが俺が見たいのはきみの演技だ、きみがロミオとジュリエットの舞台映像を見て、なぜ演者が渡された台本からあのような演技をしているのか考えたことはあったか?

演者は2500人の観客にこの舞台を通してなにを伝えたいか、本質的なメッセージが届いてきたか?

とともに、きみが台本を読んだときにロミオはこういう人間なんだな、っていうのを理解しようとしたことはあるか?

100人がロミオ役をやると100通りの演技がなされる、100人のロミオがいる、きみは101人目のロミオだ、だから101人目のロミオをここで見せてくれ。きみのロミオを見せてくれ。

って書き並べようとしたけれど先生はさらさの他者の演技を完コピできる能力を知らないんだっけ、ならこう言うのか。

「きみの演技はどれもどこかで見たことがある」

「他者の真似をしようとしたってダメだ、他者の後追いにすぎない、他者の演技をしている時点で2番手止まりだ」

「きみのロミオが見たい」

プロと同じ機材を使ってみるとかね、もっとも、写真の場合プロを模倣しようとすると機材に100万円単位の金額を出さないといけなくなるが、出せないなら出さないで機材は安物でも構図を模倣するくらいならタダだ。

とはいえ、演技だけでなく絵画、イラスト、写真、Youtuber、文筆、創作物…あらゆる美術芸術文化ってのはどれも売れてるプロ、あるいは師匠、ブログやHP、SNSで写真を公開している見知らぬ誰かの作品を模倣するところから始まるのも事実。

プロの写真を無断でそのまま使うと著作権侵害だが、同じ構図で写真を撮るくらいなら著作権侵害にはならないからね、なぜなら風景は動かないが変化するから。

いきなりオリジナルを見せろと言われてもムリなのよ、0からの未経験者には。

だって何からしたらいいのかわからないから。

じゃあどうするのが一番手っ取り早いかっていうと、そう、プロの作品を徹底して模倣して技術を含めあらゆる点を盗むこと、これが一番手。

で、ただ盗むだけでは成長も何もしないから、そこに自分なりの解釈、味付けをつける必要が出てくる、これは二番手でいい。

さらさはプロの演技をコピーするところまではできている、15歳にしてそこまでできている時点ですでに先を進んでいる。

だからこれからしないといけないのは、自分なりに役柄の人物について、どのようなひととなりなのか台本を読み込んで解釈や考察をして味付けをしていくこと。

ものすごーく悩むことになるだろうが、これは歴代の俳優たちもみななぞってきた道だから難しく考えることはない、オリジナリティってのは実際、模倣から生まれることだからね。

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