かぐや様は告らせたい-ウルトラロマンティック-第4話「四宮かぐやの無理難題「燕の子安貝」編①」「石上優はこたえたい」「藤原千花は泊まりたい」感想
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第4話感想
見たことない名前の人間多数出てきたからあんたたち誰だよってなったけれど、白銀のクラスメイトや石上が参加させられた体育祭の応援団だった。
今回もみどころだらけだったけれど「石上優はこたえたい」のときのかぐやと「藤原千花は泊まりたい」のかぐやがまるで別人のような面持ちなのが一番の見どころかなあ。
石上優には姉御のごとくビシビシと弟分に指導をするかぐや、でも白銀を前にすると一瞬にして借りてきた猫のように大人しくなりご都合展開も望むようになる恋する乙女に早変わり、そして声優古賀葵もこれまた複数のかぐやの人格を見事に演じ分けていたね。
むしろ演技なのか素の古賀葵なのかわからないときもあった。
かぐや様ラジオでの「す」と古賀葵みたいなやりとりもあったしな。
いやすごいよな、自分からは白銀にアタックできず膠着状態のまま一年以上経過してるでしょ、頭脳戦も最近では半ばやめているのに石上にはその卑屈な性格をやめて好きな人に猛アタックしろってはっきりと言うんだから。
嫌われたくないと自分からは好きな人に連絡もできないような子がだよ。
あまりにもダブスタがすぎてるもんだからそこが笑いどころだよ。
その発言全部ブーメランでグサグサと返ってきてるよ。
本来のかぐやは石上の前で見せるビシビシとものを言える性格の方、だからあの「クソジジイ」な父親とずっと対立してしまっているわけだけれども。
かぐやは本当に不思議な子である。
あとは早坂愛の新形態でもあるハーサカ君が初登場。
これで早坂は4形態めか、ギャル坂、早坂、スミシーAハーサカ、ハーサカ君。
ハーサカ君はかぐやと仲のいい藤原千花がたびたび泊まりにくるときに変装する早坂愛なようで、もとは女性であり男を演じてるのに男が好きなんて正直に言っちゃうもんだからモーホーに間違われそうになってるのもそうだけどなぜか戦災孤児って設定があったりとなにやら物騒な予感。
まあモーホーはともかく、ハーバード飛び級や戦災孤児のところは今後使われることはなさそうだけどね。
好きな人の話になったときに白銀と藤原書記の前では「ハーサカ」の姿がまるで違うもんだから藤原書記から白銀とハーサカが男色、BL扱いされて鼻血吹き出してるのはほんとおもしろかったよね。
かぐやもその流れでついに白銀に好きな人はあなたですと明かしてしまうのか!ってドキドキだったよ。
眠気が混ざって眠ってしまうのが実にかぐやだったけれど。
おねむ四宮かぐやは数回しか見られない貴重なシーン。
今回のメインは石上優だよ。
あの怠惰で成功体験の少ないがゆえに卑屈すぎる男が好きになった女にはいいところを見せたいとエンジンを点火させられて試験前の期間、遊ぶのをやめてずっと勉学に本気になっていたっていうんだぜ。
まあそれには手加減はされているであろうかぐやのスパルタ教育もあるんだろうけれど、それでも試験前は生徒会室に来ずに授業が終わると即下校して試験対策を行なっていたっていうんだから見事だよ。
付け焼き刃程度では成績が一気に上がることはないのは承知であっただろうが、それでも本気で50位以内を目指す心意気は見事だしひとりこっそり悔し泣きをしてかぐやに見せる決意は本気なはずだ。
あっさり試験期間が終わってしまったのは物足りなかったけれどな。
もっとも、次回の試験でリベンジしたいと言ったところでその次回は学年末試験になるからその間に恋人たちのイベントをいくつも通り過ぎていくことになるんだけどな!
クリスマス、元日、バレンタインデー、その他もろもろ…スパン長くね??
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