海賊王女第4話「石の謎」感想
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第4話感想
前回活躍した双子の槐や楓、あとは真樺がほとんどしゃべらないことからメタ的発言が多数あったんだが。
雪丸は目の前にいるのが美女であっても情が揺れ動かされない硬派な男であることが分かった。
他のメンバーが敵の追手であろうが見境なくナンパする軽いノリの人だらけななかでかなり貴重な存在だ。
リバーオーバーシュタインって架空の街の名前かと思っていたら元ネタとしてイーダーオーバーシュタインっちゅう宝石の町が実際にドイツに存在するのか。
そしてジャンヌダルクと彼女の死後に現れた偽ジャンヌダルクっちゅう史実も引用されていた。
海賊と侍ものなのになんだか再び海に出てから一度も戦うことなくものすごくサクサクっと有益な情報が手に入るじゃないの、前回フェナを付け狙う追手との交戦シーンに好印象だったのを撤回させてほしいわ。
いや、撤回はしないけれども。
敵の海賊と海軍が後ろで手を組んでいることが分かってもその後追手の別働隊かなんかがえらわれての戦いがないんじゃ海賊や侍である意味がないじゃない。
だからフェナが服装だけ海賊ごっこしてるようにしか見えないぞ。
もっと追手もフェナのことを追い続けて毎回戦いになるくらいの妨害を入れてきてくださいよ。
で、明らかになった情報を読み取ると、1436年にジャンヌダルクを名乗る人物の依頼で作られた石をなぜにフェナの父親が持っていたのかって話になってくるのか。
そしてフェナはラピュセルなるジャンヌダルクの別名に覚えがある、と。
ここから見えてくるのは…フェナはジャンヌダルクに深く関係している、王宮とも関連している人間であるってことね。
話は広がってきてるんだけどいかんせん戦いもないゆるすぎる展開で拍子抜けしているところ。
フェナに周りの人間が戦い方教えるところだってあれ実際よく見るとかなり甘々ちゃんだからな。
本当はもっとバンバン厳しく教えてもいいところだよ、フェナが本当に強くなって雪丸を守る意思があるとわかったならね。
女冒険者が当たり前のように描かれるような時代だぞ、だから戦いに男も女も関係ないわけでな。
それに前日に追手とド派手に戦っていたしな。
それにしては緊張感がなさすぎる戦いの指導だった。
フェナが海賊っぽい格好をしてるもんだから、もしかしたら依然としてごっこ遊び程度にしか思われてないのかもな。
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