海賊王女第9話「ヴァイスヴァーサ」感想
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第9話感想
アベルの過去開示からわかる、10年前に海賊を雇ってまでお船を襲撃した理由。
とそしてフェナとアベルの関係性がわかった。
なんと!フェナとアベルは国王を父親とする異母兄弟だったというのだ。
フェナはヘレナの、アベルはお妃との子ね。
つまりはどういうことだ、ヘレナ自身や執事のフランツとヘレナの関係も不確かだが分かることといえばヘレナが唯一愛したのはアベルのようなのでフランツとヘレナは特に恋愛関係になったわけでもない(あるいはフランツが一方的に惚れていた)ってことや、フランツに降りてきた神のお告げによりヘレナはそそのかされたのか国王と夜のお相手をさせられることになり国王の元に向かっている途中でアベルと知り合いその美貌で魅了させたことくらいか。
ここらへんの男女関係がまた妙なことになっているもんだから私のバカな頭では理解できずにいる。
で、アベルが海賊雇ってまでフランツを殺し娘のフェナに執着していたのはそういうことか、自分が愛した人間が目の前で火炙り処刑される原因を作った男がフランツだからか。
フランツはアベルが愛した女性をそそのかして他の男(しかも一番位が高い国王)と夜の相手をさせるようなゲスな男だからな、そりゃアベルも彼に対する憎悪とヘレナに対する執着心だけが強くなるわ。
その手がかりがフェナであるだけってことよ。
フランツはヘレナを見捨てたのかそれとも駆け落ち中に発見されてしまったかなんだけど、フランツは国王らには捕まっていなくて、アベルに殺される形で最期を迎えたのを見るとやはり見捨てたってことになりそう。
じゃあフェナに受け継がれた1436年に製造されたというその石の本当の発注者は誰なんだって話になるんだよな、発注者はラピュセル•ド•オルレアン(ジャンヌダルク)の名前を使ってこの石を作らせたってことだろ。
もしかすると1436年製造もジャンヌダルクを連想できるように記録上そのようにさせているだけで実際はもっと最近のものなのかもしれないな。
フルフラット が持っているってことはやはり親族が発注したってことになるんだろうが、そうなるとやはりフランツが作らせたのか?
だとするとフランツが国王に捕まってないのはやはり辻褄が合わないんだよな。
後半のエデンの場所を特定する推理、フフェナと雪丸は二人してここだけIQが50くらい上がってそれこそMENSA入れるんじゃないかってくらいの頭の回転で謎を解き明かしててびっくりしてる。
教えられてきた歌の歌詞とローマ数字からよくぽんぽんぽんぽん答えまで考察ができるな。
これはもう全12話構成の第9話になってしまったから終盤を駆け足にせざるを得ないメタ的な事情があることが容易に推測できよう。
ふたりが導き出した西経14度、北緯63度ってことはGoogleマップで調べればわかる通りアイスランドの南東、北大西洋の洋上になるわけなんだが、そうなるとむしろものすごく近い場所にあるっちゃあるけど陸地ではないってことではあるのか。
もしくは神殿があるみたいなことを過去に言ってたから架空の島を作り上げているのかもしれないな。
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