鬼滅の刃無限列車編第3話「ホワイトデーに期待していた会社の同期…」感想
映画未視聴なのでここからは初見となります。
前回の感想記事

第3話感想
次週予告で自分が夢から目覚めるために自らの首を切る覚悟を見せたことを補完していくスタイル。
禰豆子が何度力入れて頭突きをしても禰豆子の額から流血するだけで炭治郎はまったく動じず起きなかったけれど、そういえば炭治郎は石頭っちゅう設定があったっけね。
鬼に頭突きされても反応しないって炭治郎の頭はコンクリートかなにかだよな絶対に。
さて、鬼殺隊の面々は魘夢により眠らされて夢を見させられているわけだけど・・・善逸と猪之助はあの夢では起きないだろう、善逸の夢はまさに夢だからね。
どこから禰豆子の声を想像しているのかはわからないけれど、彼女をおぶさってどこまでも旅をするデートは善逸でないと描けないよ。
猪之助は想像通りの夢だったね、無限列車が虫の姿で眠ってる絵がシュールで良かった。
煉獄さんは以前駅弁売りの祖母と孫を助けたというアニオリエピソードで語られたあの父親のことが掘り下げられてた、先代の炎柱だったっちゅう人間が気力をなくし暇つぶしに新聞を隅から隅まで舐め回すように見るニートにまで堕落していたけれどどこかで何かあったらしい、情けなくて嘆かわしい。
あの祖母と孫がいまや刀を下ろしてすっかり変わり果てた父親の姿を見たらその場で泣くぞ。
むしろ煉獄さん、父親から希望もなにもあったもんじゃないたった4文字の言葉を吐き捨てられたからこそ彼はこうして当代炎柱として活躍できているってことかな、活躍してる姿を見せることで自堕落に家で寝っ転がる父親を見返したい、とかね。
そして炭治郎は故郷で一家に囲まれている永遠に消えてほしくないあの状況からよく目覚める覚悟を見せたなって印象よ。
目覚めたら目の前から禰豆子や六太だけでなく母親や兄弟がみんな消えるというのに。
それだけ炭治郎は鬼を倒して今を、そしてこれからの未来を家族の分まで「生きること」に対して強い精神力を持っているってことなんだけどね。
だから夢から目覚めるために自分の頸部を切る覚悟を見せられるわけだよ。
大正時代の長男坊は本当に強かった。
むしろ目覚めの道へと動かしたのは禰豆子だからここはふたりの共同作業になるわけか。
禰豆子の着物に象徴されるピンク色の炎が燃え上がったってのがいいね。
まさか魘夢もあの桐の箱に入っているのが禰豆子で、彼女は眠らされていないから割と自由に行動でき、炭治郎を夢から覚ませる手助けをしたってところまではまったく想定してなかっただろうな。
次回の感想記事

コメント