鬼滅の刃遊郭編第7話「変貌」感想
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第7話感想
宇髄天元「(禰豆子の暴走を止められない炭治郎に対して)泣き喚くガキはいらない!子守唄でも聞かせて眠らせろ!」
本当に子守唄で眠るんかい!!
直前に禰豆子は炭治郎の声も届かないと説明していたはずなのに子守唄は届くんかい!
しかも暴れる禰豆子を抑えるために食いしばっているもんだから歌になってなかった歌を聞いたのに!
禰豆子はなんぼ鬼化は進んでも竈門家のあたたかな家族愛、兄妹愛だけはずっと消えていない様子みたいだ。
これが本当に消えてしまったときこそ完全な鬼になってしまうんだろうが、現状では鬼としては未完成で少しは人間の心を持っているために子守唄で眠りパワーダウンできたんだろう。
無理矢理な禰豆子の退場シーンに見えなくもないが、退場させるにはこうするしか展開がなかったんだろうな。
その一方で、堕姫の体からなんと生命を共有していた本体であるところの兄が姿を現すっちゅう超展開へ。
バトルものならお決まりの展開か、主人公側のメンツがようやっと全員揃ったところで敵側も真打が登場する流れ、とくに、最初に戦っていたのが女性で、のちにさらに強い男性が登場してくるパターン。
大山のぶ代時代の古い映画ドラえもんのこれまた古い作品で見られたOP前ののび太の叫びにも似てたよな、不利になった堕姫が泣きべそかきながらお兄ちゃんを呼ぶシーン。
もしくはあれかな、美女をナンパして手を出そうとしたら後ろからDQN、もしくは半グレの彼氏が現れて半殺しにされる…
FF5であれば北の山で戦うマギサの応援にフォルツァが出てくる…戦いの流れはそれと全く一緒だよね。
自分の思い通りの展開が描け相手よりも有利なときはイキっても不利になるといきなり泣きべそかく堕姫は実は幼児並みの精神年齢しか持ち合わせてないってことになる。
とはいえあたりを見渡すと、世の中幼児の頭のまま成長することなく大人になってきた人間だからなあ…そんな大人の姿を誇張させて戦いに特化させたのが堕姫だといえよう。
禰豆子にすら負ける奴が上弦の鬼のはずがない、と思っていたらいかにも上弦っぽい見てくれの野郎が出てきて大興奮だよこちらは!
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