古見さんは、コミュ症です。第4話「コミュ10「身体検査です。」/コミュ11「恋です。」」感想
前回の感想記事

第4話感想
座高検査が行われてたな、あれ結局本当になんの検査だったんだろうね、どれくらい短足なのが分かるだけじゃない。
※実際の学校ではすでに座高検査は廃止されている
でも古見さんの身長は168cmだと分かった、これは街に出たらスカウトされることは間違い無いだろう。
怖い怖い怖い怖い、3/4を使って描かれた山井恋って子が強烈に怖かった。
ご存知ヤンデレってやつで今どき部屋に自分用のノートパソコン持ってる彼女はきわめて貴重な存在なんだけど(JKで自分のパソコンを持ってる人、なんと2割しかいない!!)、それにしても自分の部屋に只野を監禁して近寄らせないようにしたり、部屋中に古見さんの写真を貼りつけてご満悦だったり、さいばしをタクトオーパスよろしく指揮棒のように使い只野をムジカートにしたりと危ない子だよ。
山にするか海にするかを只野に尋問するのもいずれにせよ埋められるかコンクリート漬けにされて海に沈められるかのどちらかだしで発想が危険すぎる。
しかも彼女、今までの登場シーンを見ればわかるとおりスクールカースト上位グループのこれまた中心的存在で、古見さんが関係しないところではいい子なんだけどそれはいい子を演じているってことになるな。
古見さん関係すると只野を雑魚キャラ扱いするのは1話からすでに描かれていたけれどね。
今回に至ってはもはや只野の作画が適当なんてメタネタなんて持ち出してきたぞ。
これに対し、ラストにあのまま監禁されてしまうのなら、と古見さんが只野の友達を止めるところまで思い詰めたり、それでも友達でいたい、と今の気持ちをノートではなく何度もどもりつつも自らの口から発言してくれたのが好印象だったね。
大切なことは言葉にして言えるあたりそこらの人間よりもたくさんのことを悩み、そして考えているってのが分かる。
只野くんの友達でいたいってのはノートに書くか言葉にするかどちらにするかも考えての選択だろうからね。
とともに古見さんは自分のせいで只野が散々な目に遭うくらいなら…との考えにも思い至ってしまうあたり、友達になってくれた人のことはずっと大切に思い続けるあたたかい子なのが伝わってきた。
文字のクセでその人の性格が分かるというけれど、やはり1話から一貫して彼女は丁寧な文字を書くあたり当たってると感じたね。
コミュ症だって言ってる人間は大半が自分のことしか見えない、いわば自己中な人間が多いイメージが強かったから、相手のことを考えられる人間はきわめて貴重だ。
次回の感想記事

コメント