久保さんは僕を許さない第2話「ハードラックと自宅訪問」感想
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第2話感想
白石は学校でも気づかれず休日に買い物に訪れた書店の自動ドアにも反応されず、その様子を久保さんは後ろからずっとじーっと観察していて、ちょうどいいところで白石に声をかけた久保さんはお互いにマンガ本を貸し借りした。
さらに白石の登校時間を聞いた久保さんは姉にからかわれながらも白石と登校するために少し早く家を出ていき公園で語らっていたところに待ち合わせた久保さんの友人が来たので白石は先に登校していった。
そんな白石は別な日の下校途中に走ってきたクルマに水たまりの水を勢いよく制服にかけられて汚れてしまったところを久保さんに見つけられてしまいそのまま帰宅してからお風呂に入ろうとしたがカギを紛失したので久保さんの家のお風呂をお借りすることにした。
今回は白石の誰からも気づかれないエピソードは少なめ、そのかわり久保さん視点での描写が多め。
久保さんから白石への矢印が大きいな、これ、逆の白石から久保さんへの矢印はこれといってないに等しく白石からしたらただ何かと自分に話しかけてくるとなりの席の女子って感じで、家にお呼ばれされたときに偶然にも洗濯前の下着を見ちゃったことでちょっぴり矢印がめばえてきたくらいなんだよね。
いやいや久保さんのポニーテールやハーフアップは攻撃力高いよ、白石じゃなくても女子がいつもと違う髪型してきたら反応しちゃうよ、それに白石にも自分と同じニオイになってほしいなんて久保さん距離の詰めかたが急すぎるよ、なんでこんな飛車角みたいな一気に相手陣に入るような詰めをしてくるのさ、これは反則だよ、いやルール通りではあるんだけどさ。
あと、教室で着替えてキャミソール一枚になるのそれはそれで危険すぎるし、なんなら洗濯前の女性の下着なんて男子にとってはクリティカルヒットでしょ、なぜなら彼女が昨日つけてた可能性が高いものなんだよ??
きのうはこの下着の上にワイシャツとブレザーを着て自分を気にかけていた、この下着が制服の下で久保さんをやさしく包み込んでいた、それを考えたらもんもんとしちゃってこの日のご飯は何倍でもおかわりしちゃうよ。
逆にいうと久保さんにとっては洗濯前の下着を見られることは自分の深い内面をみられたと同義になるのでまだ早いというか順番があるというかみられたくない聖域というか、とにかく彼女の一番奥にあるデリケートな部分が一気にあらわになってしまったと言ったところ。
当然久保さんの脱ぎっぱなしの下着には叡智さを感じさせられる。
いつもは白石をからかう久保さんも姉には弱いのね、他のラブコメ作品同様に無自覚系好意か、だがなんで久保さんはこの空気以下のステルス性能持ちの白石に好意を持ってるのかはまだ描かれていないからわからんがほんとにどこに惚れたのか気になるんだよなあ。
たしか高木さんだと中学入学式の日に…って話だったじゃない。
どこかで久保さんのそのへんについての掘り下げなされるかな。
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