久保さんは僕を許さない第3話「凡者の贈り物」感想
中国の混乱からか、当作品も7話以降の延期が決まってしまいました…
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第3話感想
雪の積もった日、公園で小さい男の子が一人遊んでいたがその子は白石くんの歳の離れた弟、誠太でありそばでは白石くんが面倒を見ている、そこに久保さんが通りがかり3人で遊ぶことに。
白石くんが週刊誌の最新刊を買いに家から遠い本屋に行く、だがその本が陳列されている場所には立ち読みの人間が集まっていてどいたと思ったらオトナの本が無造作に置かれていたのでこっそり見ようとすると店員の女性からからかわれた、その女性の名札には「久保」と書かれていた。
あわてて目的の雑誌を買うもその際に生徒手帳を落としてしまい「久保」さんが回収すると次の日に久保さんにもさんざんからわかれつつ返された。
さらに白石くんは久保さんから再来週の土曜に遊びに誘われた、改めてカレンダーを見るとその日はなんとクリスマスだった、そしてふたりはプレゼント交換をすることとなり悩んだ末に手袋を選んだ、なお、久保さんは「主人公」と書かれた黄色いTシャツを選んでいた。
冒頭は理想のカップルの身長差15センチって話、自分が背の高い方にいる視点で白石をからかいまくる久保さんがかわいらしい、白石は身長175センチになるようにもっと肉食え肉。
個人的に刺さったのは真ん中と後半のエピソードかなあ、白石くんも高校生とあってやはりそういうのが気になるお年頃、そしてお姉さんものがお好き、と。
日がな白石くんをからかってくる久保さんはお姉さんっぽくもあるからね、まあまだ白石くんはそっちの気持ちは皆無ではあるけれども。
白石くんが見てた雑誌が胸の大きな女性が表紙だったってんでちょっとモヤモヤしちゃって本人にボソッと胸の大きな女性がいいのか聞いちゃう久保さんが実に愛らしかったなあ〜
主人公が生徒手帳を落としていたみたいだから届けといてよってヒロインの姉からさんざんからかわれつつ渡される展開はいまどきそんな古くさいネタ通用するのかって感じではあったけれども。
白石くんは気づいてないのかなあ〜、本屋の店員が久保さんの姉だってことに、苗字が偶然同じだったわけではないよ??
そして姉久保さん、妹にも白石くんにもからかい上手だだったなあ〜
後半は久保さんが白石を誘ってクリスマスに遊びに行く話なんだけど、半月先のクリスマスの予定をクリスマスやそれを連想させる単語を一切出さずに誘う久保さんが可愛らしくてたまらない、ふたりして待ち合わせ時間よりも早く来ちゃうのも若々しいおデート感が出ていてこれまたたまらないね。
久保さん絶対白石くんからプレゼントされることを見越してプレゼント交換イベントを発生させたうえ、これ見よがしに手袋してないやろ、あざとい、実にあざとい、イベント発生までの流れがやや強引なのも含めてそこがいい、手が冷たいって言って自然と手をつなぐ展開にも発展できるからね。
クッソ、白石くんが何分待ったかを手の冷たさではかる久保さん強いよ…
もし久保さんがこれらをすべて計算してやってるとしたらあからさまに白石くんのハートを狙ってきているロビンフッドなんだけど、なにも計算していないからこそ男の側がふところに飛び込むスキがあるもんでそこがいい。
ちょっと前に白石くんが遠くの本屋で叡智な本を見ていたことを知り複雑な顔を浮かべていた子とは思えないよ。
そんな久保さんが手を冷たそうにしてたから手袋をプレゼントする白石くん、お前凡者でもないよ、ほんとうの凡者はそんなことをまったく考えずに自分の都合だけでプレゼントを選びあとあと怒られるものだから。
久保さんが白石くんに選んだプレゼントが「主人公」と書かれたTシャツってのがなんともまた、それ冬じゃ着込むから見えないじゃんって謎センスなんだけど逆にそれがたまらなくよかったね。
スロースターターでようやくエンジンが本調子になってきたところで延期の発表は残念だ。
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