時光代理人-LINK CLICK-3話感想:あっ、必ず負けなければいけないバスケの試合に勝っちゃった!?

2022年冬アニメ



時光代理人-LINK CLICK-第3話「必ず負けろ、決して勝つな」感想


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第3話感想

今回はどうやら話の締め方を見るに1話完結ではないらしい。

下手な低予算スポーツアニメよりスポーツ描写がしっかりと描けていたね。なんとしても好成績を残したいキャプテンとその思いに応えたいトキ、だがこの試合の結果は「負け」でありその結果を改変してはいけないルールとのせめぎ合いが描けていた。

それよりなにより、同点で残り20秒足らずって局面においてトキは絶対に犯してはならないルール、「過去を改変してはならない」を犯していたんだが…

おそらく残り時間は1秒程度、3ポイントシュートをしたいが敵の厚い守りに阻まれたのでフェイントかけてフリーの味方にパスして彼に3ポイントシュートを決めさせるっちゅうゲーム終了間際の駆け引きは見事だったんだけれども。

トキにもヒカルの忠告は聞こえてはいるんだろうが負けてすごすごと引退していくキャプテンの未練を絶ちたい一心で自分の感情が優ってしまった…

ヒカルもあまりトキに強く言えなかったのはトキとの出会いがバスケだったからっちゅうこのジレンマよ。

とはいえトキは今までのエピソードでも自分の感情を出してしまい諌められて修正させられることがたびたびあったが、実際問題これは仕事人としては大チョンボじゃないのかな。

たしかに結果をほとんど出せてなく今回勝てなかったらそのまま廃部されてしまう弱小バスケ部の先輩が未練を残したままこの日をもって引退してしまうのには納得がいかない!って憤り最後の花道をもう一回送らせたいってのは分からなくはないが、かといって感情を優先させてしまうとそれはそれで今度は報酬を得て依頼通りのことをする必要がある仕事人としての意識が欠けているわけでして。

この過去改変が今後依頼人の人生をどのように変えるのか、トキとの関係性がどのように変わってしまうのか不安でしかないんだが。

そして今回のバスケの描写で分かったこと、それは中国ではビジネスでも勉学でも上に上にのしあがろうと思ったら常に実力を出さなければならず、実力不足が露呈してしまうと容赦なく切られてしまうっちゅう過酷な実力主義の描写なわけだけれども、これ、終身雇用、年功序列がなくなりかけとは言われつつもいまも根付いている日本の会社に染まってきた社会人なら決して耐えられない環境なのではなかろうか。

なぜなら年功序列の排除を強く求めている人間の求める実力主義の真の姿ってこういう光景だから、実力のある者は手厚い報酬を得られるが実力の無い者は容赦なく切り捨てられる。

で、なぜか自分には誰からも認められない隠れた実力があると強く思い込んでる輩ほど実力主義の社会になることを望んでいるが、そんな人間で本当に隠れた実力を発揮させていった人間を願望と妄想が具現化したフィクション作品以外で未だかつて見たことがない。

そして実力がない者が実力をつけるには常に勉強が必要になるが、学生時代をとおし勉強することを避けてきた人間がこれから勉強するといったところで継続できるわけがないので実力がつくはずもない。

実力主義を求める人間の本音はあれなんだろ?本当は実力主義は嫌だ、年功序列のぬるま湯の環境でい続けたい、でも自分の給料は上げろ、働きたくないから緊急事態宣言賛成、そのかわり解雇されたら会社あるいは国のせい、国は毎月10万円とは言わず30万円俺たちにくれってやつなんだろ?乞食根性なのかもう数年前から大体お見通しよね。

日本人も見てほしい、日本人が望む実力主義の現実の光景がこれであることを知っておくべきである。

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