ルパン三世PART6第17話「0.1秒に懸けろ」感想
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第17話感想
ぼくのかんがえたさいきょうのオフィスビル。
ツインタワー、通常ソーラー燃料電池ディーゼルの4つの電源系統、空間という空間へのセンサーの多数の配置っちゅう思いつくだけのセキュリティ的な関門を多数組み込んでみましたシステム。
自社のCMソングに負けた女、ワン•リンファ。
表拍のリズムでわかりやすく構成されたあのCMソングでは簡単にタイミングが合わせられてしまう結果になってしまうのはもはや明白。
聞こえよがしにワンティックのCMソングばかり聞かせられてるからこっちもリズムを覚えてしまうわな。
ICPOで優秀なセキュリティシステムを開発しても対戦相手がきれものでアナログでシステムの穴をつけば結局最後に勝つのはシステムではなくデジタルもアナログも使える人間である、ってのが現代の人間の答えであるっていったところかな。
Lシステムを開発してまでルパンを負かせたい理由が実は自分がルパンを愛してしまっていてあの人のハートを手に入れたかったからってなかなかいいセンスしてるよリンファ氏は。
よくよく見るとツッコミどころはあるっちゃあるんだよな、とくに顔認証はいまやAIが組み込まれ、顔のパーツも点と線で細かく評価してるからマスクをしても一卵性双生児の双子ですら見分けられるのに誰か一般大衆がルパン一味の誰かに扮装しただけで見分けられなくなるはずがないのよ。
いや、改めて話を聞くとシステムではルパンの姿は見分けられているみたいだから、デジタルと言うかIT技術というか、その発展の速さには人間側の脳内処理が全く追いついていないってことになるのかな。
あと、ビルの内部にいる4人にワンティックのCMソングが大音量で聞こえてくるわけないだろ、どれだけあのオフィスビルはスカスカな壁してるんだよ、夏暑くて冬寒くて耐えられなさそう。
あるいはあのアドトラックは常に街宣車並みの騒音になっているのかもしれない。
繁華街であろうがどこであろうが夜中に街宣車並みの騒音を撒き散らされると迷惑でしかないけどな。
でも、Lシステムとかいうあからさまな一個人を当てこすったような名前のシステムを若い社長に自信満々に作られて報道公開されたうえ予告状を逆に送られてきたら誰だって売られたケンカは買わないと割に合わないぜ、ってんで特訓では一度も成功せずとも本番でドンピシャで成功させていきルパンたち4人の連携は今回も健在であったっちゅうストーリーは評価してる。
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