リコリス・リコイル第9話「What’s done is done」感想
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第9話感想
えっ、急に千束の寿命が残り2ヶ月になったんだけど!?

しかもこの日は裏で障害者ポルノでおなじみの24時間テレビやってるもんだからTwitterのトレンドでそっちと勘違いした人が多数いるらしい・・・余命の話となると世間の多数はアニメではなくそっちを連想するよね。
千束はいま、人工心臓を積んでいますってのはすでに描かれてきたから1話から見てきた視聴者なら誰もがご存知な設定なんだけど、それは彼女が生まれつき心臓が弱くて長く生きられなかったためって設定が開示された。
で、彼女はすこしでも長く生きられるようにアラン機関の技術で人工心臓を搭載したけれど人工心臓も医療的に発達した技術ではないのでせいぜい2〜3年長く生きられるようになった程度。
ってのを、千束はすでに知っていて受け入れている、だからこそこの人工心臓が動かなくなる瞬間まで毎日を思い切り生きて、日々のトラブルもワクワクに変えて楽しみたいいまの性格が形成されたわけだが…
(ENFPはトラブルまでもワクワクに変えて楽しむ千束やアーニャ、ハルヒみたいな人が勢揃いしてる)
わあ、だとするとアラン機関はあれなのか、もともと余命短い千束に人工心臓を積んだことでアランチルドレンとして殺しの使命を与えたが、幼い彼女はそれを命が助けられたから自分には周りの人を救い笑いあう使命が与えられたととらえたために互いの認識に相違が発生、殺ししねえやつはいらないとばかりに千束の人工心臓を壊して殺そうとしてるのか。
本当に真島の言う通りアラン機関は慈善団体ではなかった、意の通りに動かない人間を簡単に消そうとする団体だった。
まあこれは第1話で仕事を依頼したウォールナットを口封じに殺そうとした点でも分かるけどな。
で、そこにDAでは真島の討伐作戦が提案され、そこで千束はDA復帰を断ってたきなのDA復帰を懇願したことで話が複雑なことになっていると。
ああ、そういうことぉ。
ここで千束も自分の寿命が短いってのが開示され本人もそれをすでにわかっていることで、それでもなおやっぱり人並みに恋愛がしたい、たきなの下着がトランクスなのは気に入らないから買い物しつつデートしたいなんて考えていた少女なのがわかってそれはそれでほっこりしているが、一方でおとなしくしていたら千束は長く生きられるよって宣告されてもなお町の治安維持のための激しい動きを見せてるもんだからそれはそれで危なっかしく思えてきてしまうな。
たきなも千束が激しい動きしてるのを見てあんまり戦いに集中できなくなっちゃったしな。
まあこれも千束は大人しくするより活発に動きたい、自分がワクワクできなくなる環境に身を置くことだけはイヤだって性格によるものだからなんだけど、心臓がどうこうって話をされたあとの展開だからヒヤヒヤもんだよ。
クッソ、千束の余命のことで頭いっぱいになっちゃって自分が彼女のかわりにDA復帰することになった件があんまり納得しきれてない、受け入れきれてないたきなを夜の公園でやさしく送り出していく千束のやりとりで余命宣告のときに下がっていたテンションが急激に爆上がりだよ。
たきながINTJなのかINFJなのかわからなくなってきたよ…千束とのかかわりで徐々に外向的感情=Fe機能も育ってきたINTJってところなんだろうけれども。
まあ…激しく動いてる千束を休ませたいからってしおりまで作ってみっちり計画を立てたデートを提案して、デート中もその時間通りに正確に合理的に動こうとするあたりがまさにINTJ型なんだけどな。
(第5話だっけ、あそこで松下なる人物を浅草探索するときにもしおり作ったのお前かよ…)
ああ、千束はたきなのDA復帰の願いを叶えてやってくれって懇願してまで人々を助けたい、笑いや夢を与えていきたい自分の価値観を優先してるんだな、って。
ちょうど自分の価値観を大事にしていきたいと思っているのにどこぞの著名なインフルエンサーに消費選択を委ねる若者のことを考えていたからなおさらだよ。
千束の人工心臓には替わりがないの、ってミズキの発言が生存フラグであってほしいよ…
そしてCパートにてアランチルドレンであるところの真島と吉松さんが初対峙したが目的は何だ??
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