リコリス・リコイル第12話「Nature versus nurture」感想
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第12話感想
真島との戦いに苦戦する千束であったが間一髪のところで延空木のミッションから抜け出してたきなが駆けつけ胸部を何発も撃ちぬき壁に縛ったことでピンチは脱出し千束は吉松を探索することに。
一方で真島の策略で存在が世間に明らかにされてしまったリコリスは待機命令が下される一方で本部により楠木司令の司令権が剥奪されたうえでいま延空木にいるリコリスは一斉処分する決断が下され、リリベル(男性版リコリス)がその任にあたることになった。
千束は吉松を見つけたが真島を殺していないことで激昂され、いつも使っているゴム弾を実弾に入れ替えられたうえでずっと話を聞いていたたきなに追及させられていくなかで新しい心臓は自分に埋め込まれているから私をためらわずに殺して入手しなさいと言い渡されてしまうも千束はためらい、たきなが代わりに撃とうとするが千束に止められ一悶着へ。
そこに姫蒲が割って入りたきなが蹴り飛ばされ吉松もとどめを刺そうとするもついに千束は吉松を撃ってしまった…が心臓から外れていたことで彼は一命をとりとめ、姫蒲の肩を借りて脱出していった。
延空木にいたフキは待機命令を違反しヒバナとエリカにサードリコリスを下におろし、自分はサクラと制御室を奪還するために動き始めたがリリベル相手に苦しい戦いを強いられる。
残されたふたりはクルミの操縦するヘリコプターで脱出し延空木に残されたリコリスの救出をミカからの依頼として命じられた、さらにクルミからUSBメモリを延空木の制御室に刺すように依頼され、リリベルを(差し替えたゴム弾で)始末しつつギリギリの状況で制御室のコンピューターに差し込むと街頭ビジョンやテレビに緊張感がなく、リコリスの存在はドッキリですといった内容の映像が流された。
と同時にクルミはロボ太の住まいを割り出し警察にタレ込み、ロボ太は逮捕された。
リリベルが撤収しリコリスたちが無事に帰還する一方で千束らが制御室から脱出しエレベーターで降りようとしたところに自分のカバンが見えたので降りたかと思えばそこには拘束したはずの真島があらわれ、たきなたちとは離れ離れになってしまった。
リコリスはファーストからサードまで少なくとも三階級はあり服の色で階級が決まってた、ちなみにフキと千束はファーストでたきなはセカンドである。
おおう…おおう…久方ぶりにあらすじだけで1000文字以上使っているがイエティの鳴き声みたいな声をずっと出してたよ…
とくにAパートだよ…
なんだよ、吉松が新しい人工心臓埋め込んでるのかよ…そんでもって自分を殺さないと千束は延命できないぞって試練を与えてきやがったよ…
むりやりにでもなにがなんでも千束を天才殺し屋にさせるために自分の命を軽々と差し出す、最後まで狡猾なことをしてきやがったよ吉松は。
私を助けたらお前は生きられないがいいのか?ってむごたらしい選択を迫らせるなんてな。
それでも人々を助けたい千束と殺し屋として使いたいから人工心臓を埋め込んだ吉松の思惑はずっと重なることはなかったよ…
自分とたきなが危ないってときに一発だけ実弾を吉松に向かって撃ったときも後になって彼のもとに駆け寄り様子を見に行くあたり実弾撃つことには相当に葛藤があったことが容易にうかがえる。
自分にはあなたの使命を果たせません、あなたも助かってくださいとアランチルドレンの象徴であるペンダントを返すところなんてもう涙ものだったよな。
ついに千束と吉松は袂を分かったか…とはいえ本来の意味のとおり行動を共にしていたことはなかったけれどさ。
一方でたきなだよ、自らの死期をすでに悟り、死ぬギリギリまで命を救うために戦うことを選んだ千束を助けたいと千束ができないなら私が撃ちますってめちゃくちゃ千束の命に執着して吉松を何度も撃とうとしてるんだで?
たきながあんなに千束厨になるとはな、吉松が姫蒲と逃亡するときもひとり追おうとしてたもんな。
まさに今回に限って言えば視聴者の気持ちを代言するような存在だったよ。
Bパートはありゃ、クルミの工作によりリコリスの存在はドッキリでしたー!!ってなっちゃった、あそこでなーんだリコリスの存在も真島のメッセージも何もかもドッキリかーって日常に戻るのが本当に日本人。
テレビが言ってるんだから本当のことなんだろうと素直に従う日本人の本質をよーーくつかんでいらっしゃる。
そんな解決方法でよかったのか!?とはなってるが。
そっちの世界のネットじゃ今ごろ陰謀論者があの緊張感のないドッキリでしたオチについてあることないこと議論してそう。
フキは命令違反を犯していたが今回は懲罰を受けるのだろうか?
だがたきなになびかれたかのように命令違反を犯すあたり、これまでも何度も上からの命令の怪しさには気づいてはいたが何も言えずに従っていただけなのかなあ。
だがこれで分かったことがある、やはり千束は死ぬ!絶対に死ぬ!みんな千束には死んでほしくないだろうが確実に死ぬ!
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