小林さんちのメイドラゴンS第8話感想:タリスマンを原料から作る翔太

2021年夏アニメ



小林さんちのメイドラゴンS第8話「世界に一つだけの(好きな言葉を続けてください)」感想


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第8話感想

翔太、父の日のプレゼントにひとりでタリスマンを作る、トール、小林さんの看病に奮闘する、イルル、落とし物の人形の持ち主を探すの3本立て。

一本目、タリスマンってのは護符のようなものなんだけど、そういう魔術道具を扱う店のHPアドレスをソラで打てるくらいには覚えていてそこで原料から揃えて自作しようとする男子小学生何者だよ。

しかも原料も魔術に詳しい人なら分かるのかもしれないが、素人目に見て絶対に安く買えないだろってものばかりだからね。

でも誰の手助けも借りることなく何度も失敗を重ね、そのたびにあれこれ試行錯誤をした末に完成できたっちゅう達成感を味わうのはものづくりの醍醐味よね。

最後父親からほめられていたのかな、しかし翔太の部屋が度重なる制作の失敗で大惨事にならなくてよかったよ。

そしてカンナは小林さんのことを父親だと思っていたのか、まあ確かに小林さん、ときどきトールたちに理屈っぽい説法を唱えることがあるからな・・・実は長縄まりあのロリ声の裏では意外としっかりと小林さんの性格を理解して、父親のような人であると見定めているのがカンナなのかもしれないね。

二本目、カゼを引いた小林さんをトールが看病する話。

おじやをお菓子と果物を混ぜた闇じゃないのに闇鍋にしちゃうトールに対し、高熱出てるし食欲もないだろうにも関わらずそれをしっかりと完食してからレシピ通りに作れと注意する小林さんの相互の信頼関係ってのが垣間見えたね。

ここでせっかくトールが作ってくれたからと食べるのを拒否しなかった小林さんに注目しておきたいね。

まさかそのあとトールが薬局でかぜ薬を買ってくるのではなく、ドラゴンの世界へと戻ってそこから貴重な木の実と言うか、薬を取ってくるとは思っても見なかった。

とはいえ、流行り病についての人間とドラゴンの見解は全く違っていて、人間の世界だと一日あたたかくして寝ていれば治るカゼ程度の弱い病でもドラゴンの世界だとそれこそ致死率が高く、かかると絶対に治らない病気が連想されてしまうのか。

例えば黒死病とか。

あるいはカゼ程度の病気でもドラゴンの世界ではまともな治療法が確立されていないでしょうから容態が急変しそのまま死に至ってしまうのかもしれないな。

身体から汗がダラダラ出ている!これは危ない!今までそうやって高熱を出した末命を落としてきたドラゴンたちをたくさん見てきたんだろう、だからこそトールは危険を顧みず服を汚してもなお必死になって人間の世界にはない病気がたちどころに治るレアアイテムを取りに行ってしまったのね。

いやしかし服もボロボロにして帰ってきたトールからあんな顔されたらどんな効果を持っているのか、そもそも薬なのかさえわからないようなものでもそりゃ飲まざるを得ないよな。

三本目はイルルが駄菓子屋に放置された人形の持ち主を雨に打たれてもなお探す話。

なぜイルルはそこまでして人形の持ち主を探すのか、それはドラゴンの世界にいた頃に仲が良かった子から人形をもらったことがあったけど別にいらないからそのまま捨てたことがあったっちゅうほろ苦い過去も含めて描かれた。

イルルはむかし、大切にしていたものを粗末に捨ててしまったからこそ他の人には大切なものならばボロボロになってもなお大切に使ってほしいと思うようになったのね、この人形、ぼろぼろになって無造作においてあったわけではなく保管状態もよくそのうえバスケットに入った状態で放置されていたうえぬくもりもあったからなおさらそう思うようになったわけだ。

彼女はいちおう混沌勢の急進派でもあるから、これはどちらかというと人間たちの世界へやってきて小林さんのもとで暮らし、いつも良くしてくれたバアちゃんから駄菓子屋のあとを継いで営むようになってからそういう考えに変化したかな。

小林さんよりによってこのエピソードではTシャツに書かれている文字が「JOKER」ときたか、JOKERとは最大の有益な情報をもたらす人物のこと、だからインターネットも使い自分の持つ情報網を駆使して人形の持ち主を特定するまで至ったって点ではまさに有益な情報をもたらしてくれたJOKERだったね。

そんな小林さんのことを後ろにどこの馬の骨ともわからないメイドを連れていて、どこからともなく現れた怪しい人物だとずっと思い込むタケト、彼は彼で小林さんのことを、近くにいると何が起きるかわからない別な意味でJOKERとして見ていたってことね。

今回もいつものように全編を通して安定した面白さを見せていたね。

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